スナックちさき@よしもと道頓堀シアター 現実との境目があいまいになるリアルなライブ

ついに劇場で見ることができました。配信でしか見たことのなかったスナックちさき!

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スナックちさき

ちさきママ(天才ピアニスト竹内さん)のスナックに集まる常連さんの会話で成り立つライブ。

定期開催なのか不定期開催なのかいまだにわからず、ちょいちょいチケットサイトで検索してヒットしたら配信or劇場チケットを購入します。
春に漫才劇場で開催されたときはチケットを買ったものの体調不良で参加できず、今回初、念願の劇場観覧でした。
「スナックちさき」のためにある劇場なのかと思わせる道頓堀シアター。
看板が立つドア付近の景色がリアルです。
カウンターで売っている飲み物の容器には紫の「スナックちさき」ステッカーがはってあり、オリジナルメニュー(イカの塩辛・炙り明太子・鶏皮の唐揚げもりあわせ500円)を販売していました。
客席はテーブル付きバージョンのしつらえ。
会場SEはムード歌謡風でスナックの雰囲気満点。

ライブが始まると、バイトのりえちゃん(オーサカクレオパトラ)ではなくママ(天才ピアニスト竹内さん)が開店準備をしています。
髪を切って(というか、ヅラなし)Vネックの花柄ワンピースでいつもと少し違う雰囲気がすてき。
本日りえちゃんは出勤日ではないそうです。
え?そうなの?来ないの?楽しみにしてたのに……とがっかりしたわたし。
常連の橋本さん(隣人)、安場さん(丸亀じゃんご)、ガラガラとキャリーケースを引く遠山さん(ビスケットブラザーズきんさん)が順番に登場します。
橋本さんがママのVネック胸元について「気ぃつけや」と注意したものの、「ヘソがみえるだけ」とママ。
舞台上の常連さんにもオリジナルメニュー、ドリンクが提供されます。

そしてりえちゃん登場。
「休日だけどすることがないから来た」とお客さんとして橋本さんの隣に着席。
よかった~!と思ったけど、出演者に名前があるんだから来ないわけないですよね。
すっかりライブと現実の境目があいまいになってるボケたわたしでした。

ボケてるといえば、ライブからまだ10日ほどしか経っていないのに、この間に起きた日々の出来事に打ち消されて楽しかったライブの細かい内容をほとんど忘れてしまいました。
このボケぶり、大丈夫なんだろうか。

温度の話

「36度」は気温だったらめちゃくちゃ暑いけど、お風呂のお湯の温度だったらつめたい。
体温だったら普通だし……これはどういうこと?ほんとはどれなの?ってみんなで話し合ってました。
りえちゃん家の寝室のエアコンは29度で凍えるほど寒いんだそうです。
リビングの29度は全然なのに。
「そんなわけない」と深堀していくと、寝室のエアコンが低いところに設置されているうえベッドが高いのか、寝ているすぐ上にエアコンの吹き出し口があることが判明。
そら寒いわ。
エアコンの設定温度が同じでも暖房と冷房では効き方が全然違うし、適温は何度なんだろう…とあれこれ意見を出し合った結果、26度が適温となりました。
トークテーマが思い出せないんですが、「エアコンの適温」だったのかな?

果物の話

これもトークテーマが思い出せません。好きな果物の話だったのかなーー。
ママはスイカが好きなんですが「え~スイカ?」って雰囲気になるのであまり言いたくないそうです。
みんな「全然そんなことない」とフォロー。
「緑に黒の模様がはいってて、中身が赤。3色も使ってあるすごい果物」と遠山さん。
「中が赤いって!あの赤は何なん?!」
「だから割って楽しむ遊びがある」と改めて注目を浴びるスイカでした。
温帯の果物でやさしい味なのに色も柄もキツめ、形や大きさもパンチが強い。
スイカ、すごいな。
りえちゃんが「こんなん言うとずっこいって思われるかもしれんけど、わたしは巨峰が好き」と告白。
何がずっこいのかわかりませんが、そこから話題はブドウに移ります。
「子どもの頃は『ブドウ』と『巨峰』しかなかった」と安場さん。
現在デラウェアと呼ばれている小さい粒のが「ブドウ」で、大きく甘いのが「巨峰」。
今や大きいくて甘くて皮をむかなくてもよいシャインマスカットのようなブドウがでてきたし、デラウェアの立場がないよな~
なんて、どうでもいいようなブドウの話が延々続いてめっちゃおもしろい。

りえちゃんの実家にはブドウの木があるんだとか。
レンガ造りの壁にブドウが生い茂って、近所の人から「甲子園」と呼ばれていたそうです。
実家の外観まで面白いりえちゃんでした。

鍋の具の話

あんなにおもしろかったのに内容をぼぼ覚えていないのですが、遠山さんが
「市販の鍋つゆでそのまま雑炊を作ってもおいしくない」と言っておられたことが印象的です。
例えば「海鮮味」と謳っていても、きちんと具材を入れて鍋料理として楽しんだ後のだしで作らないと海鮮味の雑炊にはならないそうです。
勉強になりました。


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職業体験の子たちの悩み相談

職業体験の子たち(観客)から募集した悩みにママと常連さんが答えてくれるコーナー。

まずは就職したら自分より年下の先輩や同期がいるけれど、どう接したらいいでしょう。という大学院生のお悩み。
漫才劇場の先輩はほぼ年下だというりえちゃんによると、自分がトシの事を気にしなければいいというアドバイスでした。

新人歓迎会に参加したくないがどうすればいいでしょう。という20代のお悩み。
ママは行きたくない飲み会には参加しないそうです。
けど、歓迎会には行ったほうがいいよね~というのが全員の意見。
いっそのこと運営側に入って好きなように企画してみれば?とママ。

どちらの悩みも「若いなあ」って内容だったので、まともな大人の普通の解決策が示されて解決しました。
解決するとママがシェイカーを振ってカクテルを作ります。
できあがったのは水。
それを聞いてずっこけた常連客が舞台上を行ったり来たり。
遠山さんはキャリーケースを引いて行ったり来たり。
今回は橋本さんが中華鍋を振ってナッツを作る場面がなくて残念でした。

そんなこんなであっという間に楽しい1時間が過ぎてゆきました。
ママとアフターに行けたのは安場さん。
スクリーンにママのライン画面が映って終了しました。

出口でママのお名刺をいただきます。

中座くいだおれビルのエレベーターに乗ったら完全に現実の世界に戻ってしまいました。
内容が思い出せないけど1時間笑い続けました。
ありがたいありがたい。

※演者さんの発言は要約しています。

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