大学と町工場の東大阪。職場までの道が混雑して歩きにくいので、ではじめて1本東に逸れてみました。
旧大阪中央環状線
八戸ノ里駅をおりてそのまま大きな道をまっすぐ南に向かいます。
地図によるとこの道は「旧大阪中央環状線」という名前なんですね。
職場までに大きめのスーパーが2軒あり、府立高校があり、警察署があり、病院がありスターバックスがあり…このあたりのメイン道路なんだと思います。
この道は高校や大学の通学路で、とくに朝は学生でいっぱい。
雨の日は全員傘をさすのでさらに混み合います。
何年か前に道幅拡張工事があったそうですが、それ以前はどんなだったのか…オソロシイ。
歩きにくいなあ、と思いながらわたしは通勤に他の経路を使ったことがなく、頑なにこの道を使っています。
おかげで歩きにくいというストレスにプラスして、せっかく東大阪に来ているのにこの道路沿いと自分の職場のことしかわからない。
何をしているんだ。
別の道を使えばいいじゃないか。
はじめての別の道
はじめて駅を降りてまっすぐゆかず左に曲がってみました。
正面を見ると道の入り口に「商店街」の表示。
ここ、商店街だったのか!しらなかった。
旧大阪中央環状線の1本東側、駅前スーパーと小学校の間の道を南へ。
小学校の教室から先生の声や子どもの声が聞こえてきます。
こんなの聞くのは久しぶり!なんてにぎやかなの。
かわいいなあ。
住宅、町工場
水道局などの施設に混じってだんだん住宅街っぽくなってゆきます。
新し目のおうちが多い印象です。
大きな空き地があって急に道が開けたところにでっかい雀荘が出てくる。
立派なダイカット半立体看板をじっくり見たいところですが、遅刻してはマズイので写真撮らせてもらって通り過ぎます。
新しい住宅、新しい老人施設、新しいマンションに混じって町工場がぽつりぽつり。
若いころ勤めていた会社周辺(道を渡ったら東大阪でした)には小さな工場がいっぱいありました。
その印象もあり「東大阪といえば町工場」ってイメージですが、場所によるのだろうか。
このあたりにはあまり工場がありません。
小さな工場がなくなって、その跡地に住宅ができているのだろうか。
などと考えながら歩いてると緑いっぱいの大きな公園がありました。
こんな公園があるなんて、意外。
グランドゴルフをする人たちの声が聞こえてきます。
学校や公園から人々の声が聞こえるのはいいですねえ。
大通り沿いでは車の音しかきこえないもんね。
公園の端まで来ると関西電力の変電所と高い鉄塔が。
塔は遠くから見えるので知っていたけど、ここにあったのか~と存在をはっきり認識。
さすがものづくりの町!えらく敷地の広い工科高校もありました。
この学校は広すぎるのか、もう授業がはじまっているのか、子どもたちの声はきこえませんでした。
そうこうしていると行く先に大学のテニスコートが見えてきました。
それに伴い学生マンション的な建物が増えてきます。
フェンスに大量の安っぽいニセ植物が絡む建物も…なにこれ。
いつもと違う道、なんて刺激的!
1本東に入っただけでいつもとまったく違う景色が広がっていました。
仕事帰り、時間があるときにもう1本東側の道を歩いて帰ろうと思います。
東大阪、いいですねえ。
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