カレンダーは基本もらいものですが、どれも長年のおなじみとなっています。
田村美紀さんカレンダー
田村美紀さんはマスキングテープを使ったちぎり絵のイラストレーターさんです。
ことしは田村さんイラストのmtノベルティカレンダーをいただきました。
ありがたいことです。
各月の数字が、楽しいアイデアの花文字(といっても花とは限りません)になっています。
毎年オリジナルグッズのカレンダーを買っていたのですが、今年の分は残念ながら早々に売り切れたとのことでした。
わたしは田村さんの作品の中でも、シンプルにテープを使った風景画が大好きです。
のびのびしていてあったかいのです。
オリジナルカレンダーには風景画が数点ぜったいに入っており、絵を飾る感覚で1年楽しめます。
風景画の月はめくるのがもったいなくて、結局次の月もそのままということもあります。
個展に行くと商品の原画が展示されています。
CMYKかけあわせのプロセス印刷ではぜったいに出ない、透明感ある美しいテープの色がそのまま見られます。
もちろん印刷された商品も十分すてきですが、光を感じる原画は格別です。
マスキングテープは、文字通り絵を描く時などに不必要な部分に絵具がはみ出さないようマスキングするために使う、はってはがせるテープです。
カモ井加工紙から和紙の透け感を活かしたかわいい柄のものがたくさん売り出されるようになり、あっという間におしゃれ雑貨になりました。
その「あっという間におしゃれ雑貨になった」時期にわたしは京都の美術大学でアルバイトをしており、田村さんはそこの学生さんでした。
当時から作品掲載の本が出版されたりと、マステイラストレーターとして活躍しておられました。
自分の担当クラスの学生さんではなかったので、「かわいい、すてき」とただのファンでいられます。
今年は忘れず早めにカレンダーを入手したいものですが、だいぶ先なのであぶない…。
税理士の先生カレンダー
わたしが働いていた会社の顧問税理士の先生オリジナルカレンダーです。
毎月カレンダーをもらうようになってから14年、ファイリングしてたまに見かえします。
先生にはフリーランスになってからもそのままお世話になっています。
毎月の経理資料とともにカレンダーを送ってくださるのですが、売上が悪いので毎月励ましの言葉も書いて送ってくださいます。
いつも走り書きなんだけど、とても励まされています。
先生は水彩画がご趣味で、以前は世界中にスケッチ旅行に行っておられました。
10年以上、各地の風景画が多かったのですが、ここ数年は「ことわざシリーズ」「野鳥と俳句シリーズ」「花シリーズ」などなど、企画ものになってきました。
昨年引っ越されたおうちから海が見えるということで、今年は海のスケッチシリーズです。
10年前の3月を振り返ると、当時先生の事務所があった大阪市内の聖天坂のスケッチでした。
前年の9月から天王寺七坂シリーズだったのです。
各坂に関するエピソードメモも楽しく読ませてもらっていました。
5年前の3月は三猿でした。
動物シリーズだったようで、絵のタッチも少し変えてあります。
カレンダー裏面に印刷されたエピソードメモを見ると、「わたしは申年」と書いてあります。
ということは先生、今年90歳?!
いつまでも健康で、お仕事も制作も続けていただくことを切に願います。
次回以降のお中元はマヌカハニーにすべきでしょうか。
Tooカレンダー
カラーコピー機や各種ソフト、フォントなど仕事に必要なもののお世話をしてくださる株式会社Tooさんのカレンダーです。
シンプルで見やすくて、ほんとうにきれいです。
今月は月と土曜日の色が紫です。
ちなみに4月は青、5月は緑です。
予定を書くスペースがとってありますが、わたしのキタナイ字でよごしたくないと思ってしまいます。
…せっかくなのできちんと使わないとカレンダーに失礼ですね…。
ダスキンカレンダー
カレンダー部分がポケットになっていて、2か月ごとに普通のカレンダーとは逆方向(手前)にめくっていくタイプです。
ねむの木学園の子どもの絵が全部ユニークです。
毎年いただきますがポケットに何かいれたことはなく、カレンダーとして活用したこともありません。
絵を見るためにかけています。
カレンダーって
結局カレンダーとして使っているのはTooさんのシンプルカレンダーだけで、あとは「絵」として掲示していました。
いただきもので使っていないカレンダーは「紙」としていろいろな使い方をしています。
電気屋さん、保険会社、いろいろなところが送ってきてくださいますが、みなさんどうしておられるのでしょう…。
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