前回にひきつづきトップバッターでヒューマンさんが登場！今回はどうなるの？「C2P2」＠よしもと漫才劇場

前回C2P2は20：45開演時点にヒューマンさんしか劇場に来ておらず、その経緯説明からスタートしました。今回も最初からヒューマンさんが登場したけど…。

C2P2

ヒューマン中村さん、Dr.ハインリッヒ、kento fukayaさん、カベポスターのユニットライブ。
以前よりお客さんが増えているのか会場の笑い声に厚みが増しました。
出演者がどんどん人気者になっているからですよね。
それに伴いスケジュール調整も難しくなっているんでしょうねえ。

オープニング

前回に引き続き今回もヒューマンさんのホワイトボード漫談からスタート。
20:45（21:00開演）に出演者が揃わないことがわかり、ギリギリまで準備していたネタのフリップがバラバラのままホワイトボード漫談の準備に入られたそうです。
本来C2P2ネタ順はカベポスター→kento fukaya→Dr.ハインリッヒ→ヒューマン中村が基本です。
今回はカベポスター永見さんが前の仕事で遅れており、トップ出番が無理。
カベポスターは前回も遅刻だったためマネージャーを詰めようと思ったところ、遅刻の原因となるのは「探偵」の仕事だとのこと。
「探偵」となると、関西の歴史の責任なのでマネージャーの責任を問えなくなったそうです。
そんなこんなでkentoさんからのスタートとなりました。

kento Fukayaさん映像ネタ

企画力抜群、手描きフリップの絵が美しいピン芸人。
kfが思う「こんなYouTuberっていいよね！」という映像がモニターに映し出されます。
「神回決定」ってかいてある。

「筋トレせずにボディビル大会に出場してみた」と笑顔のぽっちゃり男性のサムネール。
こんな思わずクリックしたくなるようなサムネールが次々と出てくるネタ。
おもしろい。
おもしろいけどkentoさん、手描きフリップはもうやめたのかしら。

Dr.ハインリッヒの漫才

幸さんと彩さんのふたごコンビ。
いつものように「寒いですね」という大人なご挨拶からスタート。
だからといってあったかい装置を持ってるわけじゃないんですけど…とのこと。

「わたくし こないだね、道を歩いてたんですよ」と幸さん。
「自分、道を歩いてたんかいな。ええやん」と彩さん。
このやりとりがいいですねえ！
幸さんが広場でぼーっとしていたら画用紙に単語を描いて空に向かって発表している人がいました。
そこに「てめえ、何やってんだよ」とイチャモンをつける人が現れ、このナゾの二人が言い合いをしはじめ…。
最後は幸さんが変顔をし、それを見た彩さんがバサッとネタをおわらせます。
単独ライブできいたヘンなお話じゃないか。
ええやん。

カベポスターの漫才

ボケ担当永見さんとツッコミ担当浜田さんの人気コンビ。
「今回漫才を見せてほしいという依頼なんですけどね。見せることができたでしょうか」
という永見さんに浜田さんがツッコむ、初めて見る探偵ナイトスクープ風つかみでした。

永見さんが小学生時代、絶対願い事がかなうおまじないがあったというネタ。
夜、学校の駐車場奥に１台だけ車が停まっています。
写真を撮るとありえない現象がうつっていた…というちょっと怖いエピソードからはじまります。
永見さんはぜんぜん可愛くない小学生なんですが、最後は小学生らしく可愛く終わってホッとしました。

ヒューマン中村さんのフリップネタ

センス抜群ピン芸人。
ホワイトボード漫談だって抜群のセンスでライブのピンチを救っています。
おかげでめちゃくちゃなマネージメントしてる人たちが救われているのでは？

ネタ一本もできていないのに単独ライブが始まるみたいな、その仕事ならではの「職業悪夢」を紹介するネタ。
寿司職人、校長先生、水族館職員、SASUKEチャレンジャーなどの悪夢紹介。
寿司職人なら「どれだけあおいでも酢飯が一向に冷めない」などなど。

工事現場の人の悪夢で
「全員何をするか知らない」
というのがあり、お笑いなのにゾッとしました。
我が長屋の隣の空き地に小さい単身者用マンションを作っていますが、2年ぐらい経ってるのにまだ出来上がってません。
隣のマンションがいつまでたってもできないので、その隣で別の会社のマンション工事がはじまってしまいました。
「全員何をするか知らない」は現場のリアル悪夢なんじゃないの？

どうでもいいけど「SASUKEチャレンジャー」だけ手描きフリップでした。

人生ゲームを作ろう！

みんなで開いているマスを埋めてすごろくを作るコーナー。
候補の職業
パン屋さん、陶芸家、芸人、教頭、パイロット、YouTuber、漁師、フリー素材のおじさん①、フリー素材のおじさん②
の中からみんなで選んだ職業の人生ゲームをつくっていきます。
マスにはりつけられるよう、フリップのスケッチブックがいつもより小さい。
彩さんがいきなり「各劇場のソデに温・冷風のこれを置いてほしい」とダイソン タワーファンの絵を披露。
MC浜田さんに「なに勝手にやってんスか！」とつっこまるものの、ボケ合戦勃発。
「書いちゃったから出す」と永見さんが「6　大安」とかいたフリップ出します。
浜田さんの「日めくりサイズやけど」というツッコミ。
カベポスターふたりで成立じゃないか。

ボケの口火を切った彩さんが「まじめにやろ」という独り言とともに本来の人生ゲーム制作がはじまります。
選んだ職業は「芸人」で、芸人人生のあるあるがどんどん出てきます。
1マス目「尼崎新人お笑い大賞出場」NSC生のモチベーションだそうです。
「三回戦の壁突破」で３マスすすむ。
「師匠の逆鱗に触れる」で１回やすみ。（NGK出番が１回消える）
M-1決勝に出たり、YouTubeの広告に出たり、けっこう活躍する芸人さんの人生ゲームでした。
なんておもしろいゲーム（？）なの！

芸人の人生ゲームが終わって、次に選ばれた職業はパン屋さん。
ホワイトボードが撤去されてフリップが大きくなり、ただの大喜利になります。
「ふっくらの概念がわからなくなって５マスもどる」
「うどんしか売ってなくて振り出しにもどる」
「たぬきが食べにくる」「鬼がにらんでる」「朝となかよくなった」などなど、なんでもないマスのラッシュ。
MC浜田さんの軌道修正がはいり、他のマスも埋まってゆきます。
「イオンに出店してかわったなあと言われて２マスもどる」
「外がカレーで中がパンのカレーパンで５マスすすむ」おはぎみたいなことらしいです。
などなど。
最後に永見さんが「人生ゲームをするためのサイコロ」とサイコロ型パンの絵を出す。
「１とか（サイコロの目）は？」と浜田さん。
「レーズン」と永見さん。
カベポスターふたりで成立しがちでした。
C2P2のコーナーいつもとてもおもしろい！

エンディング

「次回は遅刻しないように」って学校みたい。
今回のホワイトボード漫談もヒューマンさんのYouTubeにあげるそうです。
ああ、おもしろかった！