年に1度のお楽しみ。ことしもナイツの独演会に行って参りましたが…
ナイツ
歌ネタ以外ではボケ担当の塙さんと、歌ネタ以外ではツッコミ担当の土屋さんによる漫才コンビ。
浅草東洋館を中心に活動する寄席芸人さんで、2020年に97歳で亡くなった内海桂子師匠のお弟子さんです。
大学落研の先輩(塙さん)後輩(土屋さん)で、たまたま名前が同じ「のぶゆき」だという自己紹介ネタがあります。
塙さんは今や漫才協会の会長、土屋さんは常任理事。
ナイツ独演会 それだけでもウキウキします (DVD)
独演会
独演会のタイトルは、内海桂子師匠の発言から引用されています。
2019年、JスポーツのWEBサイトのインタビューで「スポーツの実況者に対して思うことはありますか?」ときかれたときの発言の一部だそうです。
大阪の会場は上本町にある大阪国際交流センター。
ナイツのワンマンライブは「単独ライブ」ではなく「独演会」。
三味線や太鼓の寄席囃子を合図にはじまり、出囃子は三味線のお囃子。
出番やプログラムが描かれた「めくり」を黒子がめくる、演芸場の雰囲気です。
司会は毎度おなじみナイツの事務所の後輩「シャープでホットなハイヤング」中津川弦さん。
最初にちょっと粋な小話をされます。
今年の物販コーナーには手ぬぐい、サカケシのがちゃがちゃ、貼るところがありそうでない千社札シール、なぜかポーチが売っていました。
ナイツのお膝元千葉の友人(独演会不参加)へのおみやげとしてポーチ購入。
「こんなん、使われへんわ!」って言わせてみたくて。
お客さんの年齢層は高いんですが、前の席に比較的若い女性がおられました。
千社札シールを出して眺めておられるのでチケットと一緒に写真撮影か?!と思ったらすぐカバンに片付けられました。
やっぱりマンゲキとは違う。
見ておられたシールには「ちょっとGPTで調べます」と印刷されていました。
内容ざっくり
「漫才」は今年の振り返り、珍しく「〇〇の練習をしてみる」ネタなど3本。
「〇〇の練習」は人気バラエティ番組をいじってて、たぶんテレビではできない内容。
※人気バラエティ番組は例えばラヴィット!。ビリビリ椅子に座って痛いフリをする練習などしてました。(後日記)
「コント」はシュッとした?おしゃれタイプと登場人物の見た目だけでも笑ってしまうベタなタイプの2本。
さすがさすが。
ブリッジVTRはスポーツ対決ものと、ナイツのお二人が学生時代参加していたとあるグループのメンバー再結集ドキュメンタリーの2本。
「とあるグループ」のメンバーはナイツに負けず劣らずかなり個性的で地味で大笑い。
※富士急ハイランドで撮影した昔の写真と同じアングルで写真撮影する企画。合言葉は「パーチャック」(後日記)
スポーツ対決の罰ゲームが、小さい子ども用の罰みたいでした。
※塙さんはプロと二人組で土屋さんひとりとゴルフ対決。罰ゲームはナイツの大好きなドラマVivantの最終回が見られないというもの(後日記)
それが「本気で辛い大人」ってところが大笑いじゃないか。
それにしても、なにこれ。
「お楽しみ」はおふたりの新境地だそうです。
ぜんぜん新しい感じがしなかったけど。
※新境地はモノマネ(後日記)
今回も相変わらず薬物や不倫などここ10年間ぐらいの不祥事メンバーがネタでいじられてましたが、シェフと不倫した女優の元ご主人が新しい標的になってました。
めちゃくちゃ笑ってしまってごめんなさい。
元ご主人は被害者なのに…いやいや、個性豊かでいじりがいある人だってことですよね。
シェフと女優は面白くもなんともないもんね。
※不倫の女優は広末涼子(後日記)
ナイツのおふたりがハマっているドラマのネタもたっぷりだったのですが、わたしは見たことがないので全くわからず。
今後はナイツ独演会のためにもドラマをみなければ…できないだろうなあ。
※ふたりがはまっているドラマはVivant(後日記)
ああ、おもしろかった。
しかし、今回は大きなマイナス点がありました。
壁際の席のせいなのか音がひどく反響して聞きづらく、聞こえたのは6割ぐらい。
とくに音が大きくなると反響も激しくなって、はっきりきこえない。
それでもおもしろかったってことは100%きこえていたらどんだけおもしろかったのか。
悔しいなあ。
来年はぜひ100%の独演会に参加したいものです。
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