はじめて神戸でお笑いライブを見ました。少しネタばれありです。
アインシュタインツアー2025+2026 ゲストシュタイン
ことしのアインシュタインツアーは二人で漫才をされる「単独シュタイン」とゲストが参加される「ゲストシュタイン」の2パターンあります。
とても楽しかったゲストシュタインin福岡に続いて神戸公演も見にゆくことができました。
ありがたいありがたい。

松方ホールのあるバーバーランドに行くのは、神戸ビエンナーレ以来なので10年ぶりです。
高速神戸駅から行きましたが地下街は人がまばらで、立派なスクリーンから流れる音が大きく響いて寂しい。
地上に出てもやっぱり人が少なく寂しい~。
松方ホールが入っている神戸情報文化ビルの中も静かで寂しいのですが、4階まで行くとにぎわっていました。

先行でハズれたけど一般発売でとれたライブのチケットは前から6列目。
近くの席にバツウケテイナーでアインシュタインが着ていた真っ赤なTシャツに、真っ赤なボトムスをコーディネートしている大人の(たぶん)親子がおられました。
おとなしい息子さん(たぶん)と活気に満ちたお母さま(たぶん)。
ディープなファン、スバラシイ!
ライブがスタートするとスクリーンでゲストが発表になります。
その時の拍手の大きさや歓声で人気度合が測れてしまいます。
これが「もっとがんばろう」という原動力になったりするのかな。
神戸のゲストはマルセイユ、マユリカ、デルマパンゲ、金属バット、ロングコートダディ。
金属バット発表時の拍手と歓声がとくに大きくて、そのあとのロングコートダディが少々気の毒でした。
アインシュタイン登場。
もちろんつかみは稲田さんのInstagramアカウント乗っ取り犯が先日逮捕されたことです。
事件自体は1年前のことなので旬を過ぎた感があり微妙。
もちろん被害者にとってはたいへんな犯罪なんだけど、「賭博」「脱税」ほどのインパクトがなく……微妙。
やっぱりアインシュタインは平和です。
そして各組1ネタ披露。
アインシュタイン
ブス・ボケ担当稲田さんとイケメン・ツッコミ担当の河井さんによるコンビ。
アインシュタインのネタはアインシュタインにしかできないであろう内容で、きれいに落ちてとてもおもしろかった!
もちろん笑って、ちょっと感動もしました。
マユリカ
ボケ担当阪本さんとツッコミ担当中谷さんによる地元神戸出身コンビ。
中谷さんが出会いを求める女性役、阪本さんが仲人役で結婚相談所のネタ。
何を演じても気持ち悪い阪本さん、女性を演じたらピカピカ光る中谷さん、どちらも最高です。
マルセイユ
映画ホームアローン2のホテルマンに似ているボケ担当別府さんと、高校時代の松坂大輔に似ているツッコミ担当津田さんによるコンビ。
別府さんが新人教育を受ける居酒屋のバイトになりたいからやってみることに。
「漫才なら何にでもなれる」ってところから意外な状態になるおもしろネタ。
ロングコートダディ
ひっぱってる堂前さんとひっぱられてる兎さんによるコンビ。
アレ(結婚)したい兎さんが婚活パーティにゆくネタ。
堂前さんはコンシェルジュおよびパーティに来てるさまざまな女性役。
その女性たちに女性感が微塵もないのがすばらしい。
デルマパンゲ
ボケ担当迫田さんとツッコミ担当広木さんによるコンビ。
エキセントリックな迫田ワールドに広木さんが淡々と対応するネタなんだけど、トシのせいかこのタイプは途中で疲れてくるのです。
若い時はこういうのが好きだったんだけど……。
そういえば迫田さんは悪い人のことを「ふくれてる」って言ってました。
金属バット
ボケ担当小林さんとツッコミ担当友保さんによる独特コンビ。
先月も寄席で金属バットのネタを聞いたのにどんなんだったか全く思い出せない。
今回のもライブ後全然思い出せなかったんだけど、たった今思い出しました!
放送では使えない発言を織り込んだ、雄の人魚に海底パーティーに連れてってもらったネタでした。
若い時はこういうかわったのが面白かったんだけど……。
ゲストと遊ぼうシュタイン in Kobe
メインのゲームコーナー。
アインシュタインのみライブTシャツ姿で他のメンバーは漫才衣装のまま。
全体的に黒っぽいので「おっさんがいっぱいいる」という印象でした。
MC河井さんは、なぜか持ってる竹刀がとてもお似合い。
自転車が通り過ぎるときに歌われている鼻歌の歌詞からお題を当てるゲーム。
ルーレットで選ばれた人にひとりづつがブチギレ直前の言葉をかけ、一線を越えた人がハリセンでしばかれるゲーム。
ゲストメンバーに合わせてあるのか、体を動かすというよりは大喜利系ゲームです。
ここまでは稲田さんのインスタのっとりネタもまじえつつスムーズ?に進みました。
最後のニョッキゲームは迫田さんの奇行により全く前に進まず、ぽっちゃり体形の中谷さん、兎さんの膝がやばい状態に。
結局グダグダのままエンディングとなるアインシュタインのライブでは珍しいパターンでした。
アインシュタインの漫才がおもしろかったのでもっと聞きたい。
単独シュタインへの期待がふくらみます。
1月の大阪公演に行きたいなあ。
しっかり働きしっかり生活しよう。



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