【若葉のころ】新コンビ初舞台！森ノ宮よしもと漫才劇場「ユニットネタを試すライブ」にて。

３月末にジソンシンを解散された酒井さんときみどりを解散された古田さんが、若葉の５月に新しいコンビ「若葉のころ」を結成されました。「ユニットネタを試すライブ」で初舞台というニュースをきいて配信チケット購入しました。

ジソンシンときみどり

ジソンシンはよしもと漫才劇場所属だった、NSC29期（ヘンダーソン、見取り図、吉田たち、デルマパンゲなど豪華期）の酒井さんと下村さんによるコンビです。
ネットラジオの更新がなくなり、舞台も代演になり、コロナ？
にしてはお休みが長いと思っていたら…解散され、なんと下村さんは引退されました。
残念残念！
酒井さんはどうなるんだろうと思っていましたが、「若葉のころ」誕生です！

きみどりはネタを一度も見たことがないので、古田さんはほぼ知らない人です。
他の芸人さんのファッションチェックをしておられるところは見たことがあったのですが、だからどうということもなく…でした。

「若葉のころ」というとビージーズの曲の日本語タイトルと同じで、かなり爽やかなイメージです。
「ちいさな恋のメロディ」の挿入歌だもの。

ユニットネタを試すライブ

正式なコンビではないユニットのコンビが、賞レースに向けてネタを試すライブです。
「若葉のころ」は正式なコンビだけれど、今回参加。

らいken

今井らいぱちさんとkento fukayaさんのユニット。
1本目は、今井さんが海賊映画のオーディションで最終の5人に残っているというネタ（漫才）。
今井さん以外のメンバーは全員元海賊なので、今井さんも海賊らしく生活している。
今井さんが自分を「黒髪のマサト」だと名乗ったところ、kentoさんが「ハゲ髪のマサトじゃないか」とつっこんで頭を見せるシーンがありました。
坊主だから気づきませんでしたが、年末にテレビで「禿げてきた」と披露された時よりずっと進行していてびっくりしました。

２本目はコーラス部のコント。
kentoさんが女子指揮者、今井さんは指揮どおり体を動かす部員というコント。
さすが、今井さんの動きはおもしろ～い。
kentoさんは座ってお菓子を食べながらネタあわせをしたけれど、今井さんは何とも思わなかったそうです。
これがコンビならめちゃくちゃ腹立つけれど…とのこと。
へえええ。

チューリップフィクサー

シゲカズです さんと白桃ピーチよぴぴさんのユニット。
１本目は、背中に天使の羽、頭にネコ耳、ひらひらの服にぬいぐるみを斜め掛けした女子（よぴぴさん）とふつうのおじさん（シゲカズさん）がお茶しているコント。
おじさんがこの女子のことを「承認欲求の強い承認ヨッキャー」と呼んで話が展開していくコント。
ごくごく個人的な感想ですが、気持ちわるかったです。

２本目は、市役所に住民票をとりにきている超不思議ちゃん（よぴぴさん）と職員（シゲカズさん）のコント。
ごくごく個人的な感想ですが、気持ちわるかったです。
この感じが魅力なんですよね。

五次元のシャボン玉

ザ・プラン9の爆ノ介さんとてんしとあくまかんざきさんのユニット。
１本目は、かんざきさんが息子、爆ノ介さんが口うるさいオカンで話が展開するコント。
ストレートで普通におもしろい。

２本目は、爆ノ介さんはカラオケバーでバーテンがいれる「ワンツーイヤオッ」という合の手に腹が立つというネタ（漫才）。
かんざきさんが歌うお客さん、爆ノ介さんがバーテンで話が展開します。
ごくごく個人的な感想ですが、しつこかったです。
このしつこさが魅力なんですよね。

若葉のころ

１本目は、酒井さんが古田さんに「誰々に似てるね、といわれていちばんうれしかったのは誰？」ときいて話が展開していくネタ（漫才）。
古田さん：おこがましいけど、山﨑賢人くんに似てるっていわれたことがあります。
酒井さん：人に喜ばれる「○○に似てるね」がめっちゃ得意なので、もっとええのん出してあげるわ。
って、なにそれ？

２本目は、酒井さんが古田さん好みの彼女を紹介してあげるネタ（漫才）。
古田さんは短大を20日で中退したというのが売りなんですね。
ダイアン西澤さんの「男やのに短大いってた」に中退というプラス要素有りでした。

「若葉のころ」だけが正式漫才コンビだからなのか、他のユニットと違って２本ともきちんと完成したおもしろいネタでした。
酒井さんの軽快なディスり口調・表情に対する古田さんのイヤそうな口調・表情が全然爽やかじゃなくて、コンビがメジャーになったら「若葉のころ」という言葉のイメージがかわりそう…。

ユニットーク

kentoさんMCでユニットあるあるを話し合うトークコーナー。
といいながら「若葉のころ」についての話が多めでした。
「立ち姿がシュッとしてる」との声が周囲からまずあがり…。
初めて近くで酒井さんを見ると吸い込まれそうにキレイだったという古田さん初舞台の感想。
酒井さんは、はじめてサンパチマイクの前に立ったら古田がえらいINに攻めてくるなと思ったという感想。
まだ漫才中の物理的距離感がわからないフレッシュコンビです。
おしゃれコンビのおふたりは、ネタあわせのあと一緒に服を買いに行ったそうです。
「若葉のころ」が売れてきたら、古田さんはシャツを第二ボタンまで開けたいそうです。
さすがおしゃれコンビ。は？

よぴぴさんが「若葉のころ」のファンの呼び方（和牛のファンを仔牛ちゃんと呼ぶような）を提案。
「若葉っこ」…賛同を得られず。
今井らいぱちさんのファンは「柔道二級」。
五次元のシャボン玉のファンは「シャボンっこ」却下されて「年末調整」に修正。
チューリップフィクサーのファンは「ナオトインティライミ」。
大喜利のような命名でした。

若葉のころ

エンディングで、週末にUP TO YOUがあると告知されていました。
長く劇場に所属されていても、解散するとまた一からなんですね。
キビシイ世界です。
でも、楽しみです。