【海芝浦】JR鶴見線の海芝浦駅は、アニメーション映画に出てくるような海の上の駅でした。

JR鶴見線 海芝浦支線終点の海芝浦駅は、ホームが海に接しています。
電車から降りると目の前はすぐ海。遠くに火力発電所や製鉄所が見える、現実と非現実がまじりあったような場所でした。

目次

海芝浦駅

前日から新横浜に泊っていました。
朝から上野の西洋美術館(予約制)にゆくつもりでしたが、なかなかチケットサイトに繋がらず、繋がっても途中で切れてしまいます。
イライラ。

お天気もいいし、イライラとは正反対の海芝浦に行ってみることにしました。
平日9時台は、鶴見から乗り換えなしで海芝浦駅に行く電車は1本しかありません。
わたしは行き当たりばったりで9時前に鶴見駅に着いたので9:08の扇町ゆきにのり、浅野駅で海芝浦ゆきに乗り換えることにしました。

浅野駅は降りたホームのすぐ隣に「入船公園」があります。
背の高いフェンスのむこうにテニスをしている人が見え、ホームのすぐ近くにはなぜかヤギが2匹。
お人形かと思ったらこちらにやってきて、フェンス越しにしばらく見つめ合ったまま過ごしました。
工業地帯の景色と入船公園とヤギがあまりにもバラバラで、興味深い浅野駅周辺です。

ヤギと見つめあった後、線路を越えて海芝浦支線のホームに移動。
無人駅だからなのか、線路は草ぼうぼうで木製駅舎はペンキが剥げていてとってもシャビー。

鶴見線 浅野駅ホーム

あまり人の気配がないけれど、ここも横浜市内なんですね。
20分ほど待つと海芝浦ゆきの電車がやってきました。
ここからは海沿いに電車が走ります。
車窓風景は海沿いの工業地帯。

新芝浦駅も海に接している

浅野から5分ほどで終点海芝浦に到着します。
電車を降りたらホームの向こうはすぐ海です。
「千と千尋の神隠し」に出てきた海の中の駅みたいなおとぎ話感があります。
プラス、工業地帯の現実感も。

すぐ海

遠くに横浜ベイブリッジや首都高速湾岸線、風力発電の風車や工場が見えます。
海芝浦駅は東芝エネルギーシステムズの敷地内だそうで、改札口=会社の入口なので改札を出られるのは社員の方だけです。
改札の向こうは会社の建物で、写真撮影も禁止です。
ホームのつづきに、この会社が作ってくださった小さな「海芝公園」があります。
簡易改札機にSuicaをタッチして公園に入ります。
ここからの夕日があまりにきれいだったため、「利用客の人にも見てもらおう」と公園を作られたそうです。
見てみたいなあ、夕日。

15分ほど経つと、電車が折り返し鶴見に向けて出発します。
この待ち時間、運転手さんと車掌さんが楽しそうに歓談しておられるのがほほえましい。
簡易改札機にSuicaをタッチしてホームに入ります。
乗ってきた電車にまた乗って、鶴見に戻りました。
朝からとても楽しい小旅行でした。

KITTE

友人に送る郵便物があったので、東京駅前の中央郵便局にゆきました。
ついでにひさしぶりにKITTE見学。
香港のミニチュア展をやっていました。
ほんのり政治の香りがする説明ボードで、もう完全に中国になったんだなあと思う。

各種雑貨店を見学後、お昼ご飯を食べるべく7/30オープンして店先にお祝いの蘭をいっぱい飾っておられるsnow peakのカフェへゆきました。
おしゃれすぎてツッコミどころ満載です。
テーブルや椅子、食器などすべておしゃれなアウトドア用品を使っておられます。
雑穀米+ひよこ豆の、豆野菜カレー(¥1408)を注文。
スーパーのフードコートみたいなブザーをくれて、出来たら音が鳴ってとりにいく方式。
水はもちろんセルフで、サーモピッチャーからチタンマグに注ぎます。
サーモピッチャーはお茶や水だけでなく、ビールにもOKなんですよ、とスタッフの方が教えてくださいました。
水が満タンに入っていると結構重たくて、片手で持つのはキツイ。


スノーピーク(snow peak) サーモピッチャー1900 TW-530


つめたい水がとてもおいしい!


スノーピーク(snow peak) マグ・シェラカップ チタン シングルマグ 容量300ml MG-142


カレーは無印良品のレトルトカレーによく似た味です。
もちろんオリジナルで作っておられます。
これを丸の内のビル街で、外で作って提供してくれてたら面白いよなあ、と想像しながらいただきました。

野菜豆カレー

食後は自分で片付けます。
都会のどまんなかで、おしゃれなアウトドア用品に囲まれて、フードコートみたいな食事しました。
東京ってなんでもあるところです。


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