白地に、LINEスタンプみたいなゆる~いネコのイラストが印象的なパッケージ。
中身は、ピリリと山椒が香る小粒あられです。(ピーナッツもはいってます)
出会いました
アルバイト先の大学で、同僚とお昼を食べに出ました。
雪がちらつくキャンパスのメインストリートに、小さい屋台とネコのイラスト
がついた立看板が出ているのが見えました。
白いコートを着た学生さんが小さいテトラパックのサンプルを配っています。
若者むけPR
岩塚製菓と経営学部ゼミの産学連携案件で、「バンザイ山椒」というあられの
若者むけセールスプロモーション企画を運営しているとのこと。
サンプル配布のPR活動をしているのでした。
わたしの同僚は「岩塚製菓」のおかきを毎日食べている熱いファンだそうです。
米菓離れする若者の対極で、米菓に親しむシニアたちにも2個ずつサンプルをくださいました。
あられはおいしいし、ネーミング・イラスト・袋のデザインはインパクト十分。
妙に惹きつけられ、ぜったい帰りに買おう!と思いました。
ギャラリーで
アルバイト帰りにギャラリーに寄りました。
「小さなおうち」というイメージのシックなモダン和風ギャラリーです。
開催展覧会は、ほのぼの優しいマスキングテープのちぎり絵でした。
わたしと同年代(かなぁ?)のオーナーさんにバンザイ山椒のサンプルをひとつプレゼント。
「わあ、かわいい!」と芳名録コーナーに置いてくださいました。
意外と展示作品の邪魔にならないシンプルなバンザイ山椒テトラパックなのでした。
スーパーの米菓コーナー
続きで駅前スーパーに寄りました。
米菓コーナーに並ぶ商品のパッケージは、殆どが透明袋入り和風テイストデザインです。
中に見えるお菓子はもちろん茶系の地味なもの。
商品名は達筆墨字でさらさら、または力強い墨字でズバッ!と入っています。
そんな中で不透明白袋、LINEスタンプみたいなおもしろキャラクター入りのバンザイ山椒のパッケージはとても目立っていました。
ここに来れば目について手にとりますが、米菓コーナーに若者が来るか?
などと思いながら、若者じゃないわたしが一袋買って帰りました。
手に取ってみるとさらに楽しい
バンザイ山椒のパッケージはオモテ面は縦位置ですが、ウラ面は横位置です。
表裏両面が「正面」、レコードやCDなら「両A面」ってやつです。
そのため(だと思う)普通はパッケージウラ面に入れる表示が側面に入っています。
「側面」がしっかりある「箱」と違って、袋の側面は表示が表裏にわたるので読みづらい。
通常は、商品の表示は読みやすさ重視。
デザインするときに「折り目が文字にかからないように」などの指示が入ります。
そんな「読みやすさ」を投げ打って両A面にしているところが自由でいいなぁ。
こんな仕事してみたいなぁ…
って、結局わたしはこの仕事がうらやましくて惹きつけられたのかもしれません。
しらべてみると
バンザイ山椒はもともとファミリーマートの限定商品だったようです。
それがファミリーパックになってスーパーに進出したんですね。
すごい。出世です。
あとは若い人に広まって、若者向け米菓市場をひっぱる商品になれば…
というのが企業(と経営学部の学生さんたち)の願いってことですよね。
この先どうなっていくのか、楽しみです。
学生がらみでもあるし、心の中で応援します。
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