C2P2のキャンプファイヤートークでDr.ハインリッヒがマンゲキ卒業について語る。

R-1ぐらんぷりのMVP（エムブイピン）でおなじみヒューマン中村さん主催のライブ。
今回はキャンプファイヤートークで薪をくべながら熱いトーク？が繰り広げられました。
配信で、はじめてスマホで見てみました。

C2P2　６月6日

ヒューマン中村さん、Dr.ハインリッヒ、kento fukayaさん、カベポスターの４組によるユニットライブです。
ネタが２本ずつかと思いきや１本ずつで、その分トークコーナーを長くとってありました。
メンバーの身辺にいろいろな出来事が起こったからでしょうか？
ということで「普通の」トークライブって感じでした。

ネタ1組１本ずつ

カベポスターの漫才

ボケの永見さんとツッコミの浜田さんによる確実におもしろいネタをする若手コンビ。
今回のつかみは
永見「確かにお前の言う通り赤レンガ倉庫って名前だけ聞いても行きたいって思わないよね」
浜田「言ってないわ」
浜田さんは何だったら赤レンガ倉庫に行きたいそうです。
昨日わたしはたまたま横浜の赤レンガ倉庫の隣を通ったのですが、冬まで改装で休業中でした。

本編は、永見さんが小学生のころ携帯電話を持っていなかったため待ち合わせが不便だった話。
浜田さんのツッコミによって、小学生の永見くんとイケちゃんがいきいき動いてました。

kento  fukaya さんのフリップネタ

kentoさんが英語ネイティブ先生風ファッション？で登場する「覚えておきたい英（ひで）単語」。
おなじみkentoさん独特のイラストラインで描かれたhideさんの英語講座です。
C級香港映画に出てくる、ランニング姿のへんなおっさんがしゃべる英語みたいでした。
はけ方も独特で、さすがハイセンス。

Dr.ハインリッヒの漫才

精神世界を漂うふたごの漫才師。
1000年前に印刷された新約聖書より昨日印刷された旧約聖書のほうが新しい、新・旧約聖書。
それが古書店で売られていると…とややこしいことを言っている幸さんを遮って「わたしは水色と白の服しか着ない」と全く関係ない話題を振る彩さん。
ふたりとも相当オカシイけど気持ちよく落ちるハイセンスネタでした。

ヒューマン中村さんのピンネタ

センス抜群ピン芸人ヒューマンさんが学ランを着て登場。
炎の神と契約を交わした能力者のネタ。
うしろのスクリーンに指令が出るのですが、スマホで見たため小さくて全く見えず…パソコンで見るべきでした。
おもしろかったんですけどね。

キャンプファイヤートーク

学ラン姿のヒューマンさん以外はアウトドアファッションで、全員薪を持って登場。
まんなかに（絵の）キャンプファイヤーが置かれ、「ここだ」というタイミングで薪をくべながらのトークという企画です。

Dr.ハインリッヒの近況

今回はこの話題のためのライブだったんじゃないかと思いました。
Dr.ハインリッヒのマンゲキ卒業。
結成16年目以上のミルクボーイ、Dr.ハインリッヒなどベテランメンバーの7月卒業が発表されました。
世間に発表されたのとあまりかわらないタイミングで本人にも知らされたそうです。
ちょうど幸さんがコロナでしんどさピークのとき、リモート会議に参加させられての通告。
おふたりは「幕張の出番がもっと増えるなあ」と思ったそうです。
もともと帰属意識がなく、常に精神的な旅人でいたいのでこれはこれでOKだと。
今後東京に行くことも考えておられるそうです。
自由になるのでこれからもっと出番が増えるだろうと皆が予想していました。
Dr.ハインリッヒのこれからの目標は星座（ハイン座）を作る事。
今年中にいけるかどうかはわからないが。
といって薪くべる。

kento  fukaya さんの近況

ベテランメンバー不在のマンゲキを守るのはkentoさんプロデュース「the idol」。
R-1が終わってから新ネタ0本新曲１本と、the idolにやりがいを感じ楽しくやっているが完全にオーバーワークだそうです。
プロデューサーの仕事を全てkentoさんと作家さんの二人だけでやっているんですって。

６月末に新企画ライブ開催。
同期の「やめたヤツ」のエピソードトークに特化したライブ。
お客さんにしたら全く知らんヤツのヤバいエピソードを聞くというライブです。
NSC36期からはカベポスター浜田さんとダブルヒガシの大東さんが出演予定。
おもしろそうです。
kentoさんは、これらが終わったらネタをたくさん作ると宣言しておられました。

カベポスターの近況

カベポスターは、多くの賞レースで決勝に進むが勝てないのが悩みでした。
この度ytb漫才新人賞を獲れてホッとしたそうです。
「何回ぐらい決勝に出た？」ときかれて、答えられないぐらい何回も決勝進出しています。
みんなで順番に数えて8回。永見さんがkentoさん主催「骨折-1グランプリ」敗者復活から決勝進出したのも入れたら9回！
ytbではNSC時代からずっと背中を見ており、今だに「勝てた」と思ったことがないダブルヒガシより点数が良かったのがうれしいそうです。
そうやって切磋琢磨している状態を「ぼくらって、学校してんな～と思う」「部活のしんどさ」だと言って、薪くべてました。
青春！
ヒューマンさんが、ぼくはそんな中に入ってる「生徒のふりした担任」やと言っておられました。

カベポスターの今年の目標はM-1決勝進出。
それぞれの目標は、浜田さんは新しい虫をみつけて好きな人の名前をつけること。
永見さんはありそうでなかった新しい鍋（トマトなべとか、そのような）を開発すること。

ヒューマン中村さんの近況

前回と同じ話、かまいたちの番組でツイッターがバズったことをきっかけKADOKAWAから出た漢字辞典の話をされました。

そして、芸歴20年だけどマンゲキ卒業を免れてホッとしているという話をされました。
5月の中頃、珍しくマネージャーから緊急電話があり「2009年からピン活動で間違いないですか？」とプロフィールの確認をされたそうです。
そのときいいかげんに「2001年です」とか答えていたら今頃卒業決定していたと。
ヒューマンさんはマンゲキ以外の劇場、NGK・衹園・関東…に全く出たことがないそうです。
今マンゲキを卒業したら仕事がゼロになり、東京にいくか、やめて作家になるしかない。
ほんとにキビシイ世界！

今後は卒業を意識して単独ライブを大切に、ネタを沢山作り、ユニットライブを企画していくことを考えているそうです。
人間はお尻に火が付くとすごい力を発揮するので今後が楽しみです。

といったところで、「朝になったので山をおりますか」とエンディングになりました。
キビシイ世界のリアルなお話がきけた興味深いライブでした。