3月にcumonosで3回生展「じりだり」をしていたメンバーが、心斎橋のアイギャラリーで4回生展をしています。
「days」短い期間なんですぐ終わってしまいますが。
AI GALLERY(アイギャラリー)
アイギャラリーはOsaka Metro長堀橋下車、クリスタ長堀北5番出口を出て北に数分、三休橋筋沿いにあります。
三休橋筋をはさんで西側はおしゃれなお店がはいっているレトロビル農林会館。
はじめていきましたが、わかりやすく便利なところにあるギャラリーです。
かわら屋根で、古い家のような紺色の建物です。
1階はごく普通のギャラリーですが、2階は天井が低く、古い家感が漂います。
建築設計事務所が併設されているようです。
days
ギャラリー2階で版画ゼミ4回生5人のグループ展。
銅版、シルクスクリーン、リトグラフの作品が展示されています。
Cumonosでの3回生展から半年経っているので、実験を重ねて更なる力作を発表しておられました。
銅版のインク色が深くなっていたり、
シルクスクリーンの版が複雑になっていたり、
色の組み合わせが意外だったり、
画面構成が大胆になっていたり。
通学に往復5時間かけている学生さんは、制作プラス制作環境のことも考えながら生活しているそうです。
ずうっとあれこれ考えて、工夫して、実験して…を繰り返す日々をすごしているなんて、えらい!
ほんのちょっとでも見習わなければ。
展示とともに、ポストカードを販売していました。
通常作品を縮小して印刷したものが殆どでしたが、ポストカード用の作品を別で作って印刷したものもありました。
それが一番!
ものにはそのものに合った絵があるのです。
それがわかっている学生さんがいてうれしい。
さらにさらに勉強しておもしろいもの作ってね。
Exlibrist takes a walk
ギャラリー1階では蔵書票展をしていました。
版画ゼミの在学生、卒業生、先生方の作品です。
蔵書票とは本の持ち主が「自分の本です」と見返しに貼る小さな紙、エクスリブリス(Ex libris)です。
Exlibrist takes a walkって、蔵書票作る人が散歩しますってことなんだろうか。
先生方のものは完成度高くて普通の蔵書票。
3回生の作品は木版画が多くて、つたなく素朴で趣味の蔵書票っぽかった。
4回生の作品は通常作品より気が抜けていて、おもしろい仕上がりでした。
蔵書票をオリジナルで作るって、ちょっとかっこいいなあと思います。
しかし、最近は電子書籍をメインにしています。
ざんねんながら蔵書票とは無縁ってことですね。
days,Exlibrist takes a walk
2022.9.29(木)~10.2(日)
12:00~19:00(最終日は18:00まで)
アイギャラリー
大阪市中央区南船場2-10-17
コメント
コメント一覧 (2件)
リビさま
農林会館は趣きのある建物ですよね!ギャラリーに行ったことは無いのですが、
昔、寺田順三さんのオフィスがあり、お店が併設されていた時によく通いました。
他にも色々なお店があって、特に「フラナガン」という文具屋さんが好きでした😊だいぶ変わってるんだろなぁ。
ポストカードとても素敵です✨
ひたむきに頑張っておられる学生さんのお話しを伺うと、胸が熱くなります。
リンゴとコトリさま
コメントありがとうございます。
わたしもちょいちょい寺田さんのお店に行っていました!
めちゃくちゃかわいかったですよねー。
とくに床が、いまだにあの店を越えるところがないほどかわいかったです。
なつかしい。