二丁拳銃結成30周年の百式。大きな会場のよい席で笑わせてもらいましたが…。
二丁拳銃
ボケ担当小堀さんとツッコミ担当川谷さんによるベテラン漫才コンビ。
おもしろいだけでなく、おふたりとも声がとても良い!!声も好きです。
声がいいだけあってミュージシャンや役者さんでもある多彩な人たち。
出囃子はTHE BLUE HEARTSの「44口径」。
この出囃子も大好きです。
STICK OUT
百式
2002年から開催しておられる100分間ノンストップで漫才をし続けるイベント。
百式2011・2012・2015・2016 [DVD]
チケットをとったのは6月で、まっだまだだと思っていたら当日がやってきました。
チケット売り場には「空席〇」と表示あり。
NGKなら当日でも買えるか。
今年は結成30年、デビューからをふりかえりつつの進行でした。
NSC時代、お互いコンビを解散したタイミングでオーディションがあった「元気が出るテレビ」の「お笑い甲子園」をきっかけにコンビを組んだそうです。
オーディション参加者が集合する髙島屋屋上でコンビ結成、電車の中の20分でネタを作って合格したというおはなし。
当時のネタ「服装検査」を披露されました。
49歳のおふたりが、校門で制服や持ち物を検査する先生と生徒になって。
早い段階で二丁目劇場に所属して人気者だったという話、各賞レースで負けた話などしながらその時のネタを披露。
あたりまえですがそれぞれのエピソードがおもしろい~。
小堀さんがハンバーガー屋で「ピクルス抜いてください」というタイミングがわからないというネタ。
若いおはなし。
テテテテレッテテテ…と「テ」と「レ」だけで滑舌の練習をします。
おふたりが向かい合ってめちゃくちゃ近い距離で。
たいへんなお仕事だなぁとおもいました。
最前列で見ると飛び散るツバがよく見えるんです。
銭湯の女湯と男湯でおかんと息子が会話するネタ。
ドラマ見てるみたい。
声の良さが活きるすてきなネタです。
拾った財布を届けるかネコババするか、選択を迫る天使と悪魔が出てくるネタ。
よくあるシチュエーションの漫才だけど、二丁拳銃の天使と悪魔ネタはしみじみめちゃくちゃ面白い。
笑いがとまりません。
ゴキブリがチンピラみたいになって立ち上がるネタも笑いが止まらないタイプ。
お金持ちになったらどんなお風呂を作るか、玄関に何を置くか、どんな車にのるか、どんな服を着るか、何を食べるか……というネタ。
お金持ちの生活は動物とかかわりが深い。
TVのクイズ番組に出たいから練習するネタ。
川谷さんが「さ、やってきました」と懐から赤文字で「丁度」「ええ」と書いた黄色いノートを出します。
おなじみ「クイズ・丁度ええ」です。
Q.「夫の実家まで?」
A.「車で二時間半」みたいな…
代表ネタ、期待どおり。
そして現在と過去が入り乱れる長いネタを聞いて笑ってるうちに眠たくなってきました。
そうそう、そうでした。
百式はとても忙しい時期に開催されます。
昼間めいっぱい活動して、夜に見るので眠たくなるのです。
今回は昼間ゆっくりしてから行こうと思っていたけどそういうわけにいかず…
最後の方は確実に途中ウトウトしながら見ていました。
クラシックコンサートレベルです。
最前列のほぼ真ん中で、失礼にも程がある!二丁拳銃さんごめんなさい。
帰りがけ、後ろにいた人が「途中で寝てしまった」と言っておられました。
その方の近くの席の人もあんなに笑ってたのに静かになったと思ったら寝てたって。
皆さん忙しい時期の長いライブでは寝てしまうんですね。
今回の百式、100分ではなく121分だったそうです。
来年こそは寝ぬよう万全の状態で臨みます!
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