前回の打ち合わせ?に続いて、ディナーショー本番を見に劇場へゆきました。
トークライブ KALAKALA(カラカラ)
とろサーモン村田さんとアインシュタイン河井さん、ツッコミふたりがルミネtheよしもとで続けておられる3か月に1度のトークライブ。
今回は初の2時間ディナーショー。
わたしはKALAKALAで初めて後方の席に座りました。
転売で売れなかったエリアだったのか、周囲に中途半端な空席がたくさんありました。
長いオープニング
幕が開くと赤い二人乗り自転車に乗った村田さんと河井さんがメインビジュアルイラストと同じ状態で登場。
舞台上をぐるぐる回って「もうええわ!」という河井さんのツッコミで停車。
「やったぜ!」とうれしそうなおふたりでした。
舞台上はドレープたっぷりの5連幕、ソデパネルに電飾、真ん中にバーカウンター、とディナーショー仕様になっています。
正装の村田さん・河井さん、「あんだけ告知したのに正装の人、少な~~」
「正装の方にはささやかなおつまみプレゼント」と告知されていたのです。
「正装の方!」と挙手を求められるとパラパラいらっしゃいます。
わたしは仕事後直接向かったので正装どころか「汚れてもいい格好」のまま行かせてもらいました。
ごめんね。
村田さんの「かんぱ~い!」発声を合図にあちこちでシュポッ!プシュ!と缶を開ける音。
「神宮球場の七回オモテや」…めずらしいライブです。
今回は配信も見たことがなく「お酒飲めるライブだから」来た方もおられたようです…なにそれ。
「一緒に飲み食いするとグッと親近感を感じますね」って。
乾杯のあと、おふたりが客席におりて正装の方に赤いラッピングのお菓子を配られました。
正装は自己申告なので舞台上から見た時より明らかに増えているとのこと。
「足りなくなる!」と何回か中断して舞台上に戻り、「こんなに治安が悪いとは」
「言うたモン勝ちですからね」というおふたりに客席から不満のががあがります。
「こんなんで揉めんのやめましょ」と河井さんがなだめ、村田さんの提案で餅撒き方式を試すことになりました。
スタッフさんが追加のお菓子を段ボールで持ってこられ、客席から「まだあるやん」という声も。
客席真ん中エリアは一気に手があがって受け取り態勢万全です。
「治安悪なってきてんな。嵐山の猿思い出した」
「みなさん優しい気持ちになってくださいね」とおふたりが客席に声かけ。
お菓子を投げてみたものの「いい気分じゃない」とのことで再度配布形式になりました。
わたしが座ってたスカスカの列に河井さんがこられたので、正装の河井さんにバンザイ山椒をお渡ししました。
「うわ、逆にもらった!バンザイ山椒!」などと大げさに喜んでくれるサービス満点の河井さんでした。
すぐにお菓子がなくなって、ホントの正装の方にいきわたらず不満な方も…。
お菓子の配布は「ウチのお客さんは大人で、倫理を持った美しい心の方しか来ていないだろう」ということで決行したそうです。
「今回残念な結果に…」という村田さん。
次回はルールをきめようと反省し、謝罪されました…謝らなくていいのに。
舞台上から「ドリンク追加、お手洗い自由に行ってくださいね」と声かけされると、みなさんどんどん席を立たれました。
以上、30分間お菓子を配り続ける「ルミネ始まって以来の長い前説だった」とのことでした。
通常トーク
村田さんが河井さんにお酒を注文します。
「宗右衛門町のバー以来やろ?」
村田さんは河井さんが働くbarのヘビー常連客だったそうです。
「ダイヤモンドビルの2階やったっけ」
日宝ファインプラザの4階だったそうです。
全然ちがいますね。
年上の後輩の話
河井さんが後輩の77歳「おばあちゃん」がおもしろいという話をされると、村田さんが大阪時代の後輩・陳さんの話をされました。
現役の歯科医で、赤いポルシェで現場に来てめちゃくちゃスベる陳さん。
普通「兄さん、ごはん連れてってくださいよ~」って言われるんだけど、陳さんは「兄さん、ホワイトニングするんで来てくださいよ」って言うんだって。
河井さんの相方・稲田さんと陳さんは同期。
稲田さんは陳さんの歯科に行ってたけど一向に治らなかったとか。
ディープな大阪の話
村田さんはテレビで「西成の歌姫」坂田佳子さんを見て、アポなしで会いに行ったそうです。
坂田さんはジャズシンガーですがお酒の多量摂取によりピアノの上でパンツを出したりお客さんに悪態をついたりめちゃくちゃ。
今は西成に流れ着いて三角公園で歌っておられるそうです。
自動販売機に「生一丁」って注文している酔っ払いや、上半身スーツ・下半身裸・革靴姿で寝ているおっさんを見ながら坂田さん探しをするも会えず。
高架下の飲み屋で酔っ払いみたいなシラフの坂田さんに会い、「おごって~」と言われてお酒おごったそうです。
カスカス声、ガリガリでパンクな坂田さん。
「桂子ちゃん!」と若い女性がやってきて、坂田さんと抱き合って二人で泣いている。
坂田さんがノールックで捨てた氷がかかり、「何しとんじゃ、こっるぁ~!」と怒るおじいさんに「オマエ覚せい剤やめたんか、こっるぁ~!」と返す坂田さん。
新しいホテル OMO7大阪(星野リゾート)の隣での出来事です。
特別対策事業でかなり環境改善された西成区ですが、まだまだ濃厚ですね。
ホルモン焼きの屋台は閉店時全てを片付けておかないと、夜中にお酒持ったおっさんたちが鉄板を舐めに来るそうです。
お金ないけどホルモンの味が欲しいから
大阪時代村田さんが住んでいた新世界の話にも。
アインシュタインが組んですぐの頃、テレビのロケで新世界に行ったそうです。
まだ稲田さんが無課金で、もっと稲田さんだった頃。
ワンカップ片手に「なんじゃオマエ こるぁ、どついたろか~」とベロベロの酔っぱらいがこちらに向かってきます。
稲田さんの前で止まって顔を見たとたん、キレイにワンカップを落としたそうです。
「顔が新世界やからなあ」
「お酒大丈夫ですか?」と客席に向かって声かけされるとあちこちでプシュ、プシュって始まるヘンなライブ…
私物プレゼントコーナー
村田さん、河井さんが5種類の焼酎(芋4、麦1)をのんで麦焼酎を当てます。
負けた方の私物を抽選でプレゼントという企画です。
前回「私服をいただきたい」という方がおられましたが、「私物プレゼント」になったようです。
負けたのは酔っている村田さんでしたが、ふたりとも私物を用意していたので全部プレゼントされました。
村田さんは天空の城ラピュタのムスカみたいな伊達メガネと、犬の散歩に適した巾着。
河井さんはエンダースキーマーのストラップつき小銭入れとサイン入り香水。
村田さんによると香水は「スケベなにおい」とのことでした。
質問コーナー
暫く休んでおられた太客の男性が復帰しておられました。
「カラカラのゆるキャラ」と呼ばれて「バカヤロー!」とガラの悪いお返事。
「IMMシアターをどう思うか?」と質問はまじめ。
続いて私の前に座っているずっとごきげんな男性が「M-1優勝予想は?」とKALAKALAに不似合いな質問。
その話題の中で村田さんの「ママタルト」の発音がヘンだと河井さんが指摘。
「コンタクト」とか「マーケット」みたいに「ママタルト」
ヘンと言えば、村田さんは21歳まで洗濯機を「センタッキー」というカタカナ語の家電だと思っていたと告白。
客席のおつまみイジリの時「ラングドシャ」という言葉を生まれて初めてきいたと言っておられたし…どんな生活してるのか興味深~い。
顔ハメパネル
舞台上にALAKALAメインビジュアルのお日さまがくりぬいてある顔ハメパネル登場。
抽選で当たって顔出しOKの人は写真を撮ってもらえるという企画。
これからKALAKALA当日はこのパネルをロビーに出されるそうです。
河井さんスキンケア
村田さんがどうしてもやりたかった企画・写真撮影OK「ゆずるのスキンケア」
河井さんは反対したけど企画通過。
暗めの照明とムーディーな音楽にあわせて回転台の上で泡洗顔する河井さん。
横で普通に話しかける村田さん。
村田さんに促された河井さんは洗顔しながら2025年のKALAKALAの抱負語ってました。
なにこれ。
洗顔終了後、エンディング。
年に一回ディナーショーしてもいいかもって。
いい!
長時間ライブだったのでルミネが閉店。
エスカレーターがとまってエレベーターしか使えないため規制退場となりました。
わたしは早く帰りたくて、はじめて階段を利用したらお店のバックヤードを通ってる感じ。
帰り道までおもしろいヘンなライブ。ありがとう!
全然関係のないM-1のこと
ジョックロックとバッテリィズ、とてもよかった!
感動しちゃった。
これからが楽しみです!
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