日常生活の中にある紙製品にはほぼ何かが印刷されています。意匠性の優先順位が低い、ほぼ必要なことだけを印刷したものがおもしろくて気になります。
気になる段ボール
通販でお買い物したときに届く段ボールは、「あらぁ」というような、捨てるのがもったいないほど意匠性が高いものがよくあります。
モノタロウの段ボールは「モノタロウから来た」ことがよくわかり、捨てるのがもったいないほどではない、程よいデザインです。
段ボールに印刷された素朴なモノタロウ侍が、ネットで見るモノタロウ侍より数段かわいい。
モノタロウみたいな段ボールもいいのですが、気になるのは意匠性の優先順位がだいぶ低い段ボールです。
バイト先の制作室にずっと置いてある「レオン油土」の段ボールは商品名とライオンのマークが印刷されています。
素朴なフレキソ印刷(細かいことができない樹脂のハンコみたいな印刷)のおかげで、王冠をつけたライオンが口げんかに負けたみたいな顔をしています。
レオン油土本体パッケージの怖いライオンとの落差が大きいじゃないか。
レオン油土の隣にある「ガリボリラーメン」の段ボール箱も気になります。
印刷のビジネスライクさと「ガリボリラーメン」という単語イメージの落差が大きいじゃないか。
それにしても「ガリボリラーメン」をこんなにたくさん使う課題ってなに?
ガリボリラーメンの箱を使っただけで、中身は違うものが入っていたのか?
バイト先の学校には気になる段ボールがいろいろあります。
気になる郵便物
請求書や領収書、重要書類など、なかみが透けないようシークレット地紋が印刷されているハガキや封筒が気になります。
とくに封筒は、内側にこれが印刷されているとぐっとおしゃれになると思うのです。
図らずも。
複雑な模様よりシンプルに社名の連続模様や水玉模様などがいい感じです。
完全に個人的な好みですね。
圧着はがきのシークレット地紋が印刷されていて、注目してしまいます。
こちらはべつにおしゃれでもなんでもないなあ。
世の中の帳票電子化で、シークレット地紋の封筒や圧着はがきもどんどん消えていくんだろうなあ。
合理的だけど、残念です。
気になるサービス券
飲食店や小売店でもらう紙の割引券なども気になります。
財布に無理なく入る小さいものが多いし、その中で成り立つデザインになっているところが面白いのです。
王将のサービス券は厚めの白い紙に、黒一色で、教科書みたいな文字で、ぐるりの飾り罫以外は必要なことしか印刷されていません。
潔い!
使うのがもったいないけれど使いました。
フクヤ文具のLucky Cardは、文具を買うといつもくださる小さ~い券です。
このサイズがいとおしい。
小さい券の中にキャラクターのイラストまでいれて、最大限に意匠性もサービスしてくださってます。
しかしこの券、小さすぎて財布の中に埋もれて見えなくなることが多く、殆ど使ったことがありません。
マメに財布の中をチェックするきっちりした人にはラッキーがやってくるってことですね。
気になる紙製品
段ボール箱に緩衝材として入っているざらざらした紙、洋書にかかっているパリパリの薄い紙など、
気になる紙はいろいろあって、全部とっておくとちらかってたいへん。
おもしろいなあと思うにとどめなければと思っています。
紙はおもしろい!
コメント
コメント一覧 (2件)
リビさま
紙のデザイン面白いですね💖
これまで、あまり意識して見ていなかったです💦
早速うちにある封筒のシークレット地紋をチェックしました✨
社名が並んでいるだけで立派なデザインになっているのがホントに面白いです!
ちょっと違うかもしれませんが
私は和菓子屋さんの包装紙が気になります☺️
素敵なデザインと色合いがいいなと思うことが多いです。
ほとんどは処分してしまうのですが
何年も前に息子が買ってきてくれた、京都の和菓子店の包装紙は今もブックカバーにしています🧡
本人はお店の名前は忘れてしまっていましたが💦
「ライオンが口げんかに負けたみたいな顔」がホントにその通りで、面白すぎてwwwまだお腹がムズムズしてます(笑)
リンゴとコトリさま
メッセージありがとうございます。
日本人だからか、和の包装紙はとくに気になるものが多いです!
色のチョイスもシブいものが多いです。
紙はおもしろいですわ~。