この春、あまりに我が家付近にカラスがやってくるので心配になりました。
春のカラス
我が家の前の共有地には大きな桜の木、ビワの木やシラカシの木…等々様々な木がはえています。
小さな鳥は以前からやってきていましたがこの春はカラスがやたら多い！
ベランダのすぐ前の枝の上で交尾なんかしているし、桜の細い枝を折ってくわえて我が家の屋上柵にとまってます。
おかげで鳴き声が大きい（近い）じゃないの。
これはもしかして、屋上に巣を作ってる？
もしそうであれば自分で処分する勇気がないので、子どもに「屋上に巣があるかどうか見に行って、あったら処分して」と頼むと「巣を勝手に処分したら犯罪になる」というじゃないですか。
ほんと？じゃあ、誰が処分するの？！
そこで市役所の環境課に電話で問い合わせてみました。
すると…
「３月から５月はカラスの繁殖期ですから巣をつくってる可能性は十分ありますねぇ」
ひゃあ～、それは困る。
巣の中に何もなければ処分してもOKですが、卵やひながいる状態でその場から動かすと鳥獣保護管理法違反になる…つまり犯罪ってことです。
市役所としてはどうすることもできないんですって。
「じゃあ、もし子育て中の巣があればそのままにしないとダメなんですか？」ときくと、子育て中はそのままにして、ひなが巣立ったら処分してくださいとのこと。
屋上でカラスの子育ては困る！
まあ、まだ巣があるかどうかわかりませんが。
どうしても困るという場合は免許を持った専門業者さんに依頼すれば、子育て中の巣であっても処分できるんだそうです。
「ネットで調べればいっぱい出てきますよ」とのこと。
しかし、素人がネットで調べるとぼったくり業者にひっかかることがあるそうです。
ということで「市が依頼したことのある業者さん」を教えていただきました。
業者さんに連絡する
さっそく教えていただいた業者さんに電話をしました。
受付の方によると、屋上のようなフラットで周囲からよく見えるところに巣を作ることはないそうです。
けれどうちの屋上は高低のあるデザインになっているうえ、夫が元気なときに畑を作っていた名残で土や草もあり「周囲からよく見える」状態ではありません。
「それは（巣を）作ってる可能性ありですね」
ということで、夕方見に来てくださることになりました。
見積もりは無料とのことです。
17時ごろ、たまたま近くにおられた同僚の方もよんでお二人で来てくださいました。
周囲の状況を見まわしたあと、屋上に上がって点検してくださいます。
よかった！
巣はありませんでした。
けれど確実に近くに巣があり、うちが通り道＆見張り場になっている。
業者さんが屋上に上がっておられる間、いつもうちに来ている（であろう）つがいのカラスは隣のマンションで様子をうかがっていたそうです。
冬の間ほったらかしになった屋上を「誰も来ない場所」と認識し、安心してカラスが利用してたんですね。
ちょいちょい屋上に出てカラスに「人がくる場所だ」と認識されればいいわけですね。
それ以来、毎日屋上にあがっています。
草引きの時期でもあるし。
カラスは早くもわたしの顔を覚えたのか、近くにいても逃げようとしません。
子どもが顔を出すとすぐ逃げるんだけどなぁ。
おばちゃんは怖くないけど若い男性は怖いんだろうか。
専門業者さんはお二人も来てチェックしてくださいましたが、巣がなかったので無料でした。
鳥や動物だけでなく、ハチの巣の駆除もしておられるとのこと。
いろんなことを教えてもらって勉強になりました。
ありがとうございました。
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