よしもと有楽町シアターでは最後の「声、枯れるまで。」6~8月の出来事を。

アインシュタイン河井さんトークライブ 声、枯れるまで。

アインシュタイン河井さんが2015年から続けておられるトークライブ。有楽町シアターでは最後のトークライブでした。

目次

アインシュタイン河井さん

平和でわかりやすい漫才コンビアインシュタインの、男前・ツッコミ担当の河井さん(ボケ担当稲田さんはプロのブス担当)。
アインシュタインは当然稲田さんきっかけで見始めましたが、いつの間にか完全に「じゃない方」河井さんの方がおもしろくなりました。
今回もサービス精神いっぱいのトークライブを配信で見ました。

声、枯れるまで。

3ヶ月に1回、白シャツ・ネクタイ・スーツ姿の河井さんがひとりで開催されるストイックなトークライブ。

はじめてのエステの話

少々抵抗があるものの、興味があるしトークライブもあるし…当日予約で男性もOKのエステをネット検索。
上位に出てくるところはどこもいっぱいで、比較的小規模なところの予約がとれたそうです。
男性のコースは3つしかなく、「プレミアムアンチエイジングスペシャルコース」を選択。
コース名を口にするのが恥ずかしかったとのこと。
たしかに、なかなかゴージャスなネーミングです。
ヒーリングミュージックが流れる中、目を覆ってもらって即夢の中へ。
水中で水面が遠ざかってゆく夢を見て、「溺れる!」と言って目が覚めたそうです。
周囲を見回すとスタッフの方が席を外されていて、「聞かれてなかった」とホッ…
と思ったらその後スタッフの方に「溺れてましたね」と指摘され、聞かれていたことを知る。
施術後エレベーターまで見送ってくださったスタッフの方が、扉が閉まる直前に
「今日のトークライブ、配信で見させてもらいます」
とおっしゃったそうです。
「知ってたんや!」
もっと早く言ってほしかった…という話でした。

その後エステ帰りのツヤツヤ状態で劇場入りしたけど、だ~れもそのことに気づいてくれなかったそうです。
そんなもんですね。

お寿司屋さんの話

自分のことを知ってもらっていたといえば、ご夫婦でやっておられるお寿司屋さんでの出来事。
奥様が河井さんを見て、「ほら、おとうさん」とご主人に挨拶を促されます。
わかってなさそうなご主人が「あ、ああ、ジャンポケの。大変でしょ!」
河井さんを不倫発覚のジャングルポケット斎藤さんだと思っておられる。
そういうことにしておこうと思って「はぁ~いっ!」と斎藤さんのマネをしたけど、ご主人はギャグまではご存じなくヘンな空気に。
奥様が「アインシュタインの…」とヒントを出して
「アインシュタイン!あの岩ガキみたいな顔の!」とやっと辿り着くも、ご主人は稲田さんしか認識できてなかったんですね。

お笑いの町大阪の話

大阪は他の町と違って、町なかでお笑いの話をしている人が多いそうです。
隣人の橋本さん、ダブルアートのタグさんと食事をしていた店での出来事。
後の席で食事しているカップルの男性が、「○○ちゃん、お笑い好きやねんな」と女性に話しかけてます。
「お笑い」のワードで3人の会話がとまります。
「うん。わたし見取り図見つけんの早かってん」と女性。
まあまあ、そういうこと言う人は多い。
「今は誰がおもしろいん?」と男性。
「う~ん、デルマパンゲかな」と女性。
3人「しっぶぅ~」
デルマパンゲについては、「TVはまだちょっと弱いねんな~」とも。
彼女は芸歴2年目ぐらいの見取り図に目をつけてたのかもしれませんね。
「東京のお笑いではだれが好き?」と男性
ダンビラムーチョかな」
3人はそれぞれ自分のコンビ名が出ない事を祈っていたそうです。
たぶんキビシイ意見をいわれるから。

お化け屋敷の話

元なにわスワンキーズ・中西さんと元ちからこぶ・宮北さんと3人で太秦映画村のお化け屋敷に行ったそうです。
お化け屋敷プロデュースの第一人者がプロデュースした史上最恐のお化け屋敷。
小さなお化け屋敷ですが、出口から漫画みたいに「うわ~」と逃げ出す男性を見て、ビビりながら入場。
最初のゾーン、真っ暗な部屋で映像による説明が。
亡くなった子役が大切にしていた市松人形を除霊するために、小道具部屋にある古い市松人形の目隠しを取って来てこちらの市松人形を目隠しするという設定です。
怖くてたまらなかったんですが、一度入場すると戻れない。
じたばたしていると、低音男性の天の声から「先に進みなさい」と指示。

一番後輩の宮北さんが先頭、一番怖がりの中西さんが真ん中、河井さんが後ろからゆきます。
3人でギャーギャー言いながら市松人形がいっぱい置いてある小道具部屋へ向かいます。
ずらりと市松人形が並ぶところで怖がっていると「まだそこじゃない」と天の声。
所定の場所で古い市松人形の目隠しを誰がとるかでモメる。
河井さんは宮北さんに「後輩やねんからお前とれや!」
宮北さんは「こんなんに先輩も後輩もあるか!お前がとれや、おっさん!」
ふたりともパニック状態じゃないか。
ビビりすぎて先に進めず、後ろから来た女性グループがつかえている。
そうこうしながら最後までたどり着いたところでシュ~っと風が。
単なる風に驚いて、3人とも漫画みたいなかっこうで「わ~~!」と外に飛び出たそうです。
さすが最恐。びびりまくるこの人たちを見てみたかったな。

森ノ宮ピロティホールに稲川淳二さんの怪談話ライブを見に行った話もしておられました。
同じ話をKALAKALAでもしておられましたが、声枯れでは詳細に、お笑いポイント多めの内容でした。

お母さんの話

河井さんのお母さんは大阪では珍しい読売巨人軍の大ファン。
貧乏だったので、お母さんの楽しみはナイターの巨人戦をTV観戦することだけだったそうです。
「一回東京ドームで試合見てみたいわぁ」とよく言っておられたので、その願いを叶えることに。
広島のレギュラー番組で仲良くなった広島カープ・九里投手にチケット手配してもらった広島側の席で観戦。
真っ赤なカープエリアでひとりだけ巨人・坂本選手のタオルを広げて応援するおかあさんの画像が映りました。
まわりにおかまいなく堂々と、周囲と真逆の応援をするお母さんの映像も。
勇気あるぅ!
近くの席の全然しらない人に「あんた、ビールよう飲むなあ!」と話しかけたり、選手にヤジとばしたり。
チャンスを活かせなかったオコエ選手見て「何してんの!最悪やん」と怒ったり。
結果は2対1で巨人の負けでしたが、ちょっとは親孝行できたかな、と帰り際お母さんに「どうやった?」と聞くと…
「やっぱりオコエはあかんな」とひとこと。
さすが!いつもドライなお母さんです。

今回も1時間、なんでもない平和な話がいっぱいでした。
なんでもないとはいえプロの話は面白い。
「声、枯れるまで。」の会場になっていた有楽町シアターは、ビル建て替えのため8月いっぱいでクローズだそうです。(残念!)
次はどこで開催になるかかわからないとのことですが、ライブで見たいなぁ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • リビさま
    河井さんは、テレビで見るごとにキレイに磨きがかかっているようにみえます。
    努力されてるんですねぇ✨✨

    よく娘とお笑いの話をするので、外で話すときは気をつけようと思いました😅
    結構好き勝手言ってますから(笑)

    お母さんとのエピソードは、豪快なお人柄が楽しいのと、親孝行なことにいつもほっこりします🧡

    • リンゴとコトリさま
      コメントありがとうございます。
      河井さんのキレイはおもしろいです~。
      お笑いの話は、外でできるだけ好き勝手にした方がいいんじゃないでしょうか。
      芸人さんのエピソードトークになるかもしれないし…。

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