かわいい宮舘くんの話もあったトークライブ「声、枯れるまで」

20240228声、枯れるまで。 森ノ宮漫才劇場

静かな公園の中、森ノ宮よしもと漫才劇場でアインシュタイン河井さんトークライブで前向きな気持ちになりました。

目次

アインシュタイン河井さん

お笑いコンビアインシュタインのツッコミ担当で、アインシュタインの「じゃない方」。
相方の稲田さんは近くでみるとカサカサですが、河井さんはしっとり。
対比がわかりやすいコンビです。

声、枯れるまで。

3ヶ月に1回開催される、河井さんいわく「1時間だらだらしゃべるライブ」。
ひとりで1時間、楽しませてくださいます。

話題作りについて

35歳のときにトークライブを始めて、ネタ作りのため経験していないことに色々チャレンジ。
料理教室に1人で行ったり、バンジージャンプしたり、パラグライダーしたり、弾丸海外旅行したり。
今まで自分なりにやってたけど…
「どういう話がききたいですか?」「これやってみてよとか、あります?」と客席に問いかけ。
「楽器」という声があがり、リコーダー希望されてました。
「ディズニーランドに行く。香港の」という希望も。
楽器については今後前向きに検討するそうです。

年末年始からのあれこれ話

NGK近くに「ちゃぶ台返しでストレス解消」させてくれる施設があります。
話題作りのためにやってみようかと思ったけど、43歳にもなって…奇人じゃないかと思いとどまり、お昼を食べに行ったカレー店で微笑ましい光景に出会ったとか。

バイトの女性が店長の横顔を幸せそうにじ~っと見つめている。
やるべきことは愛想よくこなし、即 定位置に戻って店長の横顔を見つめる。
恋する女の子と寡黙な店長のほのぼのエピソードの結末は、彼女の幸せをジャマしてはいけないと気遣うあまり食い逃げしかけた(代金支払いを忘れかけた)話でした。

年末年始のアインシュタインは多忙。
一緒に仕事をしたダウンタウン浜田さんのガキ大将ぶりや西川きよし師匠の行動予測不能ぶりエピソード。
こんなだから大物になったのか、大物になったからこうなのか、どっちなんだろう。

TV局スタッフさんに「アインシュタインとアフリカロケに行きたかったけどスケジュールが合わなくて残念でした」と言われたそうです。
河井さんは前からアフリカに行きたかったから残念で、
「僕たちの代わりに誰が行かれたんですか?」と尋ねると
「雛形あきこさん」との答え。
「僕等は雛形あきこさんの類似タレントだったのか」って…そうなの?

裁判を傍聴した話

河井さんは時間が空くと裁判を傍聴しにいくことがあるそうです。
裁判は原則だれでも傍聴できて、出入り自由なんですって。
張り詰めた空気なだけにめちゃくちゃツボにはいることも。
まっ金金の髪、毛玉だらけスウェット、キティちゃん健康サンダル姿の女性が被告人の裁判。
彼女が万引きした商品がすべて読み上げられる。
全然終わらないなあ…と最後まで聞いてたら「以上159点」
彼女は罪を認め、最後に「何か言っておきたいことは?」と聞かれていいました。
「出来心で」
ウソつけ! 159点が出来心なわけないやろ!とつっこむ河井さん。
確かに。

Snow Man宮舘くんと飲みにいった話

河井さんが初めて異業種の人に自分から連絡先をきいたのがラヴィット!で共演していた宮舘くんだそうです。(現在ラヴィット!ではSnow Man佐久間くんと共演)

「ゆず兄」と慕ってくれ、「裏表がなくてめちゃくちゃかわいい」と甥っ子の話をするおじさんのような河井さん。
スターとの食事なので、焼肉屋さんでふだんは予約しない「個室」を予約。
遅れてきたコットン西村さんが扉をあけて「だて様…」と殿様を見たように驚く。

ドームで数万人のファンがキャーキャー言い続ける中2~3時間ライブをし、終了後アドレナリン出まくった状態でホテルに帰ってひとりコンビニおでんを食べて寝る…など、ふつうの話をしたそうですが、ふつうってなに。

宮舘くんはお酒が大好ででとにかくペースが速い。
河井さんは典型的な酔っ払いのモノマネでエピソード紹介しながら
「ほんまにこんなんです」
って宮舘くんはアイドルなのにいいのか?
しこたま飲んで泥酔しているので、これ以上飲んで帰れなくなったらまずい…
とお開きにしてタクシーをよんだそうです。
宮舘くんは帰りたくなくて、「ゆず兄んちに行って飲む」とダダをこねる。
甥っ子にめっちゃハマったおっさんみたいになだめる河井さん。
「だてちゃん!」「だて様!」「お客様!」運転手さんと3人で抵抗する宮舘くんをタクシーにのせる。
(途中運転手さんもつられて「だて様」って呼んでたそうです)
やっとタクシーが出発したと思ったらすぐって電話がかかってきて、
「ボクはゆず兄んちに行くんだ!」とか言ってる。
「かわいい」を連発して宮舘くんにトロトロの河井さんでした。

母校の話

現在、河井さんの母校を含む3つの市立高校が統合されて府に移管されており、今年度で廃校になります。
トークライブの前日、最後の「卒業生を送る会」のサプライズゲストとして呼ばれたそうです。
「送る会の最後に登場して社会へ旅立つ生徒たちへのメッセージを30~40分間語ってほしい」というご依頼。
呼んでくださったのは高校時代とてもお世話になった先生で、家庭環境が最悪だった河井さんのことをずっと気にかけてくださっている。
最近ちょっとTVで見るようになったことを喜んで、いじってるわけじゃなく河井さんを「スーパースター」だとおっしゃるそうです。

高校生にとっては知らんおっさんの話を30~40分も聞くのはダルいから、教え子であるということを軽く紹介してもらって先生と話しながら、生徒からの質問に答える対話形式にしては?と提案し、打ち合わせをしたそうです。

当日学校に到着すると、誰もいない校門でインカムつけた先生がSPみたいにお迎えくださる。
誰もいないのにバレてはいけないから「下向け下向け」と指示され、手を広げた先生に隠されながら校長室に。
再度打ち合わせをして本番。

かかりまくっている先生が「スーパースターを呼んでます!」と紹介。
後ろから登場すると生徒が盛りあがってくれ、先生のテンションはさらにアップ。
打ち合わせしたことを全部忘れて「ほな、しゃべったって~!」と丸投げされたそうです。
「いちばんきれいな芸能人は誰ですか?」
「美肌の秘訣はなんですか?」
「高校時代は彼女いましたか?」などかわいい質疑応答をし、最後にひとつだけ真面目な話。

自分は、人間が幸せを感じる瞬間は「他人が幸せになっている姿を見る瞬間」だと思っている。
ひとつでもその瞬間を多く味わうために、まわりの人や仲間を大切にしてください。
家族(血の繋がった人)をだいじにしてはじめて他人をだいじにできると思う。

はけるとソデで先生が「ええこと言うな~」と顔を覆っていたそうです。
アインシュタインのライブはまさにこの考え方で作られていると思いました。

それにしても廃校になる3校は10年前にはそれぞれ普通に存在していた高校なのに。
大阪府の(日本の)少子化スピードの速さは深刻ですね。

サバイバルゲームの話

高校から帰って次の仕事まで時間があったので、元ナニワスワンキーズ中西さんとらぶおじさんの3人でサバイバルゲームをしに行ったそうです。
2人で来ていた学生と一緒に5人でゲームすることに。
手練れの学生・中西・らぶおじさんチームと、自信満々の初心者学生・河井チームで対決。
初心者学生は「ボクについてきてください」と言いながらゲーム開始直後に撃たれて失格。
河井さんは1人で戦うことになりました。
撃たれぬようにゆっっっくり移動するもあちこちから絶え間なく飛んでくるBB弾でパニックになって
「オレ先輩やぞ!こら!」とか叫んでいる自分に気づいたそうです。
ついさっき高校生に「まわりの人を大切に」なんて言ってたヤツが…

あっという間の1時間でした。
どのお話も結局平和だし、わたしまで前向きになれるし。
しあわせを感じましたよ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • リビさま
    河井さん、お忙しいのに色んなことに挑戦されてすごいですね!
    トークライブを楽しい時間にしたいという気持ちが伝わってきます😊

    私の出身校は廃校する3つのうちのひとつです。
    高校生の時がとても楽しかったので
    とてもさみしい気持ちです。
    子どもたちの選択肢が減るのも気になります。
    本当に残念😥

    • リンゴとコトリさま
      コメントありがとうございます。
      学校がなくなるってすごいことですよね。
      わかりきったことですが少子化…大問題ですね。

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