三遊間の漫才が聞きたくて懲りずに行ってしまった若い人たちのイベント…またもや場違いかも…
漫才参観
空前メテオ、三遊間、ぎょうぶの3組がたぶん毎月開催しておられるネタライブ。
見たいなあと思っていたライブなのですが、若手のライブはお客さんも若い人ばかりで場違いな感じになってしまうので避けていました。
なのに…三遊間見たさについついチケット買ってしまいました。
わたしが見に行った日は各組2本ずつのネタ+最後にトークコーナーという構成。
M-1のためにネタを磨くライブだそうです。
空前メテオの漫才
ボケ担当 茶屋さんとツッコミ担当 大門さんによるコンビ。
出てくるなり客席の真ん中エリアの真ん中あたりがごっそり空席であることを指摘しておられました。
わたしの席は上手側エリア。
そうなの?と見ると真ん中エリアは前方の席ぎっしり、真ん中があいて後方が埋まっている。
「今はやりの転売か?」「俺らのライブでそれはないでしょう」「遅れてくるのかな?」
夕方始まりだったので遅刻の人が多いのかもです。
一つ目のネタは大門さんが「怖い話が好き」というものでした。
ぞわぞわする感じが楽しいんだそうです。
そんな大門さんに茶屋さんが、「本当にコワイ話」をしてあげます。
小学校時代の友人の、霊感が強いお母さんの体験談です。
高野文子の漫画みたいなとてもかわいい内容でした。
棒がいっぽん
二つ目のネタは大門さんがポイ活にハマってるという話。
先日2000円で足つぼマットを購入して700ポイントゲットしたそうです。
茶屋さんがポイ活のバカバカしさを指摘し、どんどん話が大きくなっていきます。
笑うより普通に納得してしまいました。
三遊間の漫才
待ってました!
ボケ担当 稲継さんとツッコミ担当 さくらいさんによるコンビ。
一つ目は刑事ドラマをやってみるというネタ。
超能力を持つ犯罪者による事件を担当する「超能力者ではないが頭の良い刑事」をさくらいさん、「自身も超能力を持った新人刑事」を稲継さんが演じます。
犯罪者は時間をとめたり瞬間移動ができるのに、新人刑事の持つ超能力が泥臭くてめっちゃ笑いました。
もちろん内容が面白いんだけど、さくらいさんのツッコミがオモシロイ!
二つ目は三遊間の代表的なネタなのか、何回も聞いたことがあるものでした。
稲継さんの彼女が「さくらいさんと3人で食事がしたい」と希望しています。
3人では気まずいかもしれないので、彼女の友人も誘って「4人で食事に行こう」とさくらいさんを誘います。
そんなところをふくらますか?という面白いお話ですが、やさしくない気がしてあんまり笑えないのでございます。
でもやっぱり三遊間はおもしろい!
ぎょうぶの漫才
ボケ担当 為国さんとツッコミ担当 澤畑さんによるコンビ。
一つ目は「命の授業」のネタ。
育てた子豚が大きくなった時に食べるか食べないかを子どもたちが話し合って決める、というものです。
為国先生が授業を担当しますが…だいぶうっかり者でした。
二つ目は為国さんがおばあちゃんの死に目に会えなかったというネタ。
こちらの為国さんはうっかり者じゃなくて規則に厳しすぎる人。
澤畑さんはハッキリしない人。
どちらも普通におもしろかった。
為国さんはええ声です。
トークコーナー
いつもは3本づつネタをするそうですが、この日は2本とトーク。
ネタ3本ききたかったなあ!
トークコーナーは若手のイベントに行っていないとわからない話がメインです。
それは別にいいんだけど。
6人が横一列に並んでの立ちトークだったのですが、一番上手側の芸人さんは完全に上手側の客席に背中を向けていました。
わたしの席からはずっと彼の背中越しに他の芸人さんを見ている感じ。
たぶん彼らは真ん中エリアに座ってるお客さんに向けてトークしてたんでしょう。
三遊間の漫才を聞くという主目的が達成されたのでトークコーナーはどうでもいいのですが、これでいいのか?
ふだん中堅芸人さんによる隅々までサービス満点のライブを見せてもらってるから差が大きすぎて疑問を感じた。
そして席の埋まり方。
上手側エリアだったわたしのまわりも空席が多く、全体的にヘンな席の埋まり方でした。
最近は良席確保のためにひとりで沢山アカウントをつくって先行応募し、当選してもイマイチだった席はXで転売するそうです。
出演者が言っておられたように、この日の空席はもしかしたら転売したかったけど売れなかったのかもしれません。
10枚買ってもBUMP OF CHICKENのアリーナ席チケット1枚分ぐらいの値段。
転売できなくても諦められそうです。
最前列の席がとれるならあとは捨てたって惜しくないわ!って人もいるかもしれない。
開演直前になると、前方に座っている若い女性たちはお化粧直しをしたり髪の毛を整えなおしたりしていました。
好きな芸人さんにかわいいところを見てもらいたい乙女心。
芸人さんたちだってかわいい女の子に近くで応援してもらったらやる気出るだろうし。
すごくいいことだと思います。
けど、空席がいっぱい出るのはマズイと思うわ。
空席が前列の人たちの仕業ってわけじゃないのかもしれないけど。
10年後、この3組の漫才コンビがそれぞれどうなっているのか楽しみです。
主ターゲット以外の観客も満足できるライブができる中堅漫才師になっているのか、はたまた消えているのか。
そしてよくない良席確保方法は今後どうなっていくのか。
三遊間の漫才を見に行っただけなのに、ふだんと違う色々な事を考えてしまいました。
ぜ~~~んぶ個人の感想です。
ところで、この日WWホールで「ウンコちゃんの家具屋さん」創業20周年イベントをしていました。
ラジオで度々CMをきいて「なんじゃそれ」と思ってたんですが、ホントにホントだったのね。
コメント
コメント一覧 (2件)
リビさま
漫才参観気になるライブです!
ほんとに10年後が楽しみな3組ですよね👍
仲良しのユニットライブは楽しいのですが、置いてきぼり感を感じたことはありました😅
劇場で観るのはなかなか勇気が要ります。
関係無いかもですが、
ももの漫才は、つかみからお客さんに話しかけることが多くて(特にまもる。さん)引き込まれるし自然と笑顔になれるのがいいなぁと思います。
あと、若手だと私はマーティーが気になっているので「キングなキドラ」というユニットライブに行ってみたいのですが、最近のはお目当てのライブの一つ前で、ハシゴするパワーが無く。
今度は月曜日の21時開演でこれもちょっと行けそうにありません💦
ライブの座席、先行だとクレジットカードじゃないと買えなくなった弊害ですね😥
困ったもんですねぇ😥😥
「ウンコちゃんの家具屋さん」のラジオCM初めて聞いた時、聞き間違いかと思いました(笑)
リンゴとコトリさま
コメントありがとうございます。
座席に関してはなんか対策をとられますよね、きっと。
ところで「キングなキドラ」見てみたいです!
劇場にいくのが難しそうな時間設定なので…まずは配信ですね…
わくわく。