【缶バッジ】おみやげ用缶バッジのイラストを、新聞紙コラージュで作ってみました。

午後からをフリーにして、月いちで友人（80歳＋α）を訪ねます。ほぼ毎回手ぶらで行くので今回はおみやげを持ってゆくことにしました。先日から作りグセのついている缶バッジを、コラージュでやってみよう！と。

YouTubeシュタインをヒントに柄をきめる

缶バッジは画面が54㎜と小さいので、凝ったことをしないほうが仕上がりがいいと思っています。
食べ物、お花、日用品…いろいろ考え、日用品柄でいくことにしました。
YouTubeシュタイン【全部見せます】40歳独身芸人のオシャレすぎる、一人暮らしルームツアー！！！
に映っていたキッチンの黄色いゴム手袋とウタマロクリーナーがかわいくて、
なんかに使えないかなぁと思っていたのです。

ということで、黄色いゴム手袋とキッチンクリーナーでニコイチセットに決定。
鉛筆であら～いラフ作成。こんなんなら描かなくてもいいぐらいですが。

ゴム手袋が並んでいるだけだと面白くないからひとつは折り返すデザインにしてみよう。
ウタマロクリーナーの特徴的なデザインをそのまま使うわけにいかないので、一般的なスプレーボトルにします。
夏らしくレモンなんかも足してみようかな。

次に缶バッジのフォーマットデータにあてはめて、もうちょい具体的にカラーラフを作ってみます。
ゴム手袋を折り返すとわけがわからなくなり、普通に並べるだけとしました。
（この時点では）黄色いゴム手袋、かわいいなあ。
そしてスプレーボトルはもうちょい凝った形に変更。
白ボトル×緑ノズルにしてみると不安定だったので、緑ボトル×白ノズルに変更。
ボトルの緑はレモン感のある、黄色っぽい緑にしよう。
レモンは輪切りに。
デザインがきまったので、パーツの型紙を作ります。
使うか使わないかわからないけれど。

いざ、制作

新聞をだいたい色にわけて新聞の大きさに合わせたクリアホルダー入れています。

この中から色を選びますが、新聞なので鮮やかな色が存在しません。
さらに、今回使いたいきれいめの黄色は、新聞にあまり使われていません。
見つけた！と思ってとっておくと、日に当たってるわけでもないのに退色していることがあります。
時間が経つと退色しやすいタイプのインクなのかな。

材料を決めたら型紙と一緒に新聞紙を切ります。
柄が大きいときは、よりラフな感じが出るよう、主にハサミを使います。
今回は細かいのでわたしの実力でハサミは無理。
普通のカッターでも無理。
刃が小さく小回りがきくデザインカッターを使います。

クリーナーのラベルと手袋の「L」「R」の文字に苦労しつつ、コラージュができあがりました。
コラージュ原稿のまま缶バッジに仕立てるのはコワイ。
カラーコピー OR スキャン→出力、どちらかいい方を缶バッジに仕立てることにします。
色がキレイに出たスキャン→出力を使う事にします。

缶バッジに仕立てると、ゴム手袋の黄色がくすんでいるためヘンな手のイラストに見える。
ぜんぜんかわいくないじゃないか。
ゴム手袋界で一般的な青やピンクを作ればゴム手袋感が出るかも…。
黄色と並ぶとかわいくなるであろう青のゴム手袋を作ってみました。
新聞紙は、青のバリエーションがたくさんあります。
青空の写真を使った新聞広告が多いのと、スポーツのユニフォームも青が多い。
青、足しました。
「R」の周囲のピンク円は、伊藤美誠選手のオリンピックユニフォームからいただきました。

青手袋が加わると、黄手袋の「ヘンな手」感は軽減されたように思えます。

ということで、ニコイチセットではなくサンコイチセットとなりました。

おみやげもってゆく

おみやげを雑にじゃらっと出して友人にお渡ししました。
喜んでもらえました。よかった！
ありがとうYouTubeシュタイン。

友人は歳とともに足が悪くなり、杖を経て、最近はシルバーカートとともに外出しておられます。
ぜんぜん身軽じゃないので以前のように好きな時にショッピングにいくこともできず…この状態で楽しくすごせる方法をいつも考えているそうです。

お世話になった人にちょっとお礼をわたしたいとき、近所でチョコレートなど買っていたけれど、これからは缶バッジにするわ！とのこと。
チョコレートなぁ…おもしろくないよなぁ…と納得していなかったそうです。
追加で、「ちょっとしたお礼用缶バッジ」を作ることになりました。

さらに、毎月の楽しみのために月次缶バッジを発注いただきました。
毎月１バッジ、季節の柄で、月刊缶バッジです。
なるほど、それは作るわたしも楽しそうです。
「手間のかかることだし、代金を払うから値段決めといてね。わたしにとってはダイヤモンドのアクセサリーより缶バッジの方が価値があるのよ」と言われて、ピリッとしました。
楽しく全力で作らせてもらいます。
いつもありがとうの友人なのでした。