BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous @京セラドーム　ありがとう。

２日間 BUMP OF CHICKENのライブに参加しました。名曲いっぱいでございました。

BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENはボーカル＆ギター藤原さん、ギター増川さん、ベース直井さん、ドラム升さんの４人からなるロックバンド。
初めてライブで見た20代の藤原さんは尖ってクールな感じの人でしたが、本人曰く「45歳のおっさん」となられた今は尖りなしのホットな大人です。
２日目のエンディングに舞台上１人になり、うるんだ眼で熱い思いを語られるのを聞いてよりその感を強くしました。
藤原さん以外のメンバーはほわほわ感いっぱい（演じているのかもしれない）で4人のバランスがとてもいい感じです。
…な～んて言っても、わたしはインタビュー記事を全く読まないしメディア出演を見たり聞いたりしないので全て勝手なイメージです。
ライブとCD（や配信）だけの印象。

TOUR 2024 Sphery Rendezvous

９月に出たアルバムIrisのツアーです。

ドームやホールやライブハウスなどいろんなタイプの会場で開催。
わたしは２日ともドームの三塁側下段の席で楽しませてもらいました。

Sphery Rendezvous。
「ライブは待ち合わせ」だからランデブーなんだそうです。
天体の待ち合わせかぁ～大きいランデブーです。
ツアーは続くのであれこれ書いてはいけないのですがわたしにとっては「宝石になった日」です。

BUMP OF CHICKENのライブは舞台装置の見かけがシンプル。
歌が際立ちます。
今回は舞台のまんなかに白く光る大きな環があって、曲によって上がったり下がったり角度変えたりしていました。
「環」はシンプルだけどいろんな意味に捉えることができるいいアイテムです。
各種照明はヘルメットとケーブルをつけた女性スタッフ（たぶん）が高いところにのぼって操作しておられました。

危険と隣り合わせの職人さん、ありがとうございます。

演奏された曲はIris収録曲が半分、それ以外は新旧とりまぜのあれこれです。
2日目は半分ぐらいの曲が入れ替わっておりました。
色々聞けてありがたいことです。
今回ひさしぶりに聞いていいなあ～としみじみ思ったのは「You were here」と「pinkie」。
You were hereはライブで聞くとかなり濃厚です。
溢れんばかりの思いを歌っておられるような。
pinkieは「桜の歌」というオーダーに対して作られた歌だそうです。
めちゃくちゃ信用している人に語りかけるような内向きな歌詞。
ケツメイシとかいきものがかりの歌う桜とは全然ちがって、おもしろい。

そういえば、直井さんのMC量が増えてました。
いい声でノー天気にわけの分からないことを言うチャマ。（褒めてます）
ドームの天井がトランスフォーマーのユニクロンの口に似てると言ってえらく笑っておられました。
藤原さんによると「令和イチ笑ってた」そうです。
トランスフォーマーもユニクロンも何？
藤原さんも一切わからなくて、「令和イチ真顔」だったそうです。
帰ってホテルで調べたらその通りだったと。
たしかに、その通りかもしれない。

ものすごくどうでもいい情報ですが、ライブ前に会場で流れる注意喚起「コンサートに先立って…」ってアナウンスがAIでした。
ライブ前にいかにもAIのアナウンスを聞いたのは初めてでした。
時代ですねえ。
このライブ全体の何割ぐらいをAIが担っているんだろう。