中之島の国立国際美術館に行った続きで、路地裏の のんびりスポット スタジオクートギャラリーへ。キャッチフレーズどおり「アートと出会い、人とふれ合う、交差点。」でした。
田槙奈緒作品展 夢の記憶
造形作家の田槙奈緒さんはイラストレーション、レザークラフト、モビール、丸いハンカチ、マトリョーシカから音楽CDまで幅広く精力的に制作されています。
7月の奈良での個展が大阪に巡回してきました。
今回は、毎月展覧会をしておられる寺田順三さんのピンチヒッターとして田槙さんが登板されたそうです。
なのでDMは寺田さんのデザイン。
いかにも!すてきです。
点描の新作がありましたが、展示作品はほぼ前回と同じなのであったかさとやさしさは変わらずでした。
コラージュに使われている紙のカサカサっとした質感がいつ見ても気持ちいい。
紙なのに、ものによっては螺鈿に見えるのが不思議なんですよねー。
写真では味わえない田槙作品の魅力です。
studio coote gallery スタジオクートギャラリー
スタジオクートギャラリーは中之島の国立国際美術館から堂島川を渡って福島方面に徒歩10分ほど。
JR福島駅から行った方が近いようです。(わたしは初めていったとき福島から行って迷い、時間がかかりました)
都会の真ん中に取り残された古い場所って感じで、路地裏の緑いっぱいスタジオです。
わたしにとってこのギャラリーは「学生が展覧会をするところ」というイメージでした。
学生は4割引きしてくれるため利用しやすいんですって。
学生支援、すばらしいです!
オーナーの小西さんはイラストレーターで、ご自身でデザインされたグッズも店内で販売しておられます。
カフェで使っておられる食器はオリジナルデザインです(かわいい!)。
studio coote café スタジオクートカフェ
連休中ということもあり、併設のカフェは大賑わいでした。
ふだんはこれほどではないとのこと。
カウンターで注文をして、お冷を自分で席まで運べばあとは店員さんがサービスしてくださいます。
カフェを利用するのは初めてです。
ミートボール黒カレーを注文。
盛り付けがかわいくて、食べてしまうとかわいいお皿の全貌が見えます。
もしかしたらかわいいだけで味がイマイチかも…と身構えましたが、普通においしかったです。(失礼なハナシですな…)
見かけによらず、量が多くてオトクかも。
大きなテーブルに田槙さん(エスプレッソのかき氷をご注文)と並んで食事。
いつの間にか同じテーブルで相席になったカップルの方と会話が弾んでおりました。
静岡から来られたそうで、「大阪ってギャラリーが多いですよね」とおっしゃっていました。
当たり前で何とも思っていませんでしたが、そうなのかも。
関西には美術系の高校や大学が多く、そのまま作家をしている人が多いので発表の場も多いのかもしれません。
別れ際にはカップルの方とInstagramをフォローしあうこととなりました。
田槙さんの醸し出すフレンドリーな雰囲気によるものなんでしょうか。
このギャラリーのキャッチフレーズ「アートと出会い、人とふれ合う、交差点。」どおりになりました。
国立国際美術館で時代を映す現代美術の作品を鑑賞して、スタジオクートギャラリーで人と人をつなぐ作品を鑑賞して、美術の幅広さと奥深さを感じたのでありました。
田槙奈緒作品展 夢の記憶
スタジオクートギャラリー 大阪市福島区福島1-5-18
2023.8/12 11:00-19:00、8/13 11:00-17:00
コメント
コメント一覧 (2件)
リビさま
私も今行ってきました!
昨日いらしてたと伺いました💦
お会いしたかったですー
田槙さんとお話しできて
とっても楽しい時間でした🎶
丸いハンカチもお迎えしました😊
リンゴとコトリさま
コメントありがとうございます。
田槙さんも素敵な方なのでほんとに「楽しい」ってことばがぴったりの展覧会ですよねー。
丸いハンカチ、わたしもつかってます!