【寺沢勘太郎一家巡業の旅 リターンズ】@Zepp Osaka Bayside 9年ぶり、感動いたしました。(ネタばれあります!)

Zepp Osaka Bayside

憂歌団ギタリスト内田勘太郎さん、音楽プロデューサー寺岡呼人さん、ゆず岩沢厚治さんの義兄弟3人によるライブ。

目次

寺沢勘太郎一家 巡業の旅

2015年、憂歌団ギタリスト内田勘太郎さん、元ゆずのプロデューサー寺岡呼人さん、ゆず岩沢厚治さんの3人が東名阪で開催した夢みたいなライブ。
ハッピに白シャツ、ハラマキ、太目ズボンという昔の職人さんみたいな衣装で、全体のビジュアルは昭和前半の映画みたいな雰囲気。
この絶妙なダサさがステキ。

寺沢勘太郎一家2015湯呑み
2015年のグッズ 湯呑み

2015年はラッキーなことに大阪、東京で参加できて「こんな理想的なライブある?!」と感動したのでした。
とくにゆずライブではほぼ聞くことができない岩沢さんの佳曲を岩沢さんの声で聞くことができたのが最高でした。
ゆずライブは佳曲より有名曲中心。
とくにファンじゃなくても楽しめるよう配慮されていると思われます。
当然「ゆず」だから岩沢曲であっても岩沢さんはコーラス担当だったりします。
だから岩沢曲を美しい岩沢声で聞けるのはうれしい。
勘太郎さんギターの唯一無二の迫力ある音、呼人さんの全部いい曲ハズレなしもうれしい!
憂歌団、呼人さん、ゆずの曲をイレギュラーなメンバーで演奏しているのも趣深い。
またやってくれないかなあと思っていましたが、そんなニュースはなく月日は流れます。

昨年、このライブの9年ぶり開催が発表されました。
夢みたいなライブがもう一回見られるかも!
一次先行に応募しましたが全滅。
一般発売の表示がないし、諦めていたところ二次先行のおしらせがきたのでエントリー。
二次で当選することはないよなぁ…とすっかり忘れた頃に当選のおしらせがきました。
チケットの神様、ありがとうございます!!

寺沢勘太郎一家 巡業の旅 リターンズ

めちゃくちゃ寒い日、久しぶりにZepp Osaka Baysideにゆきました。
寒すぎて、買うつもりのなかったグッズ(タオル)買ってマフラーにしました。

寺沢勘太郎一家2024タオル


二次でありがたく当てていただいたのは2階席。
よく見えます。
舞台の背景に歌舞伎の定式幕(黒・柿色・浅黄色)みたいなのが張ってあります。
たのしみたのしみ。

zepp osaka bayside2階から

オープニング

「義理と人情を秤にかけりゃ…」ではじまる高倉健の「唐獅子牡丹」が流れます。
昭和前半の職人さんみたいな3人が登場して中央に集まり腕組んでポーズ…ぎこちない。
勘太郎さんのボトルネック奏法がムォウィ~~~ンって鳴り響く「男はつらいよ」の演奏にのせて岩沢さんが口上、呼人さんが歌。
3人がそれぞれ「父ちゃん」のエピソードを語るコーナーも健在です。
たいしておもしろくないけど芸人さんじゃないからオチがなくても全然OKです。

それにしても勘太郎さんは前日の誕生日で70歳!
リハーサルの送り迎えをずっと岩沢さんが車でされたそうで、兄弟というより親子みたい。
チームワークも抜群ってことでしょうか。

本編

今回は3人だけでなく、曲によってはキーボード、ドラム、ギターのサポートが参加されます。
トップバッターは呼人さん+サポートバンド。
呼人さんはプロデューサーだから?普通に「ああ、いいなぁ」思う曲を作られます。はずれなし。
50代男性等身大の曲中心でした。

岩沢さんと呼人さんのコーナーは二人で「呼人さんの好きな」岩沢曲演奏。
方程式2、ぼんやり光の城、灰皿の上から…もっとあったかな?「ぼんやり光の城」が聞けるなんて、ここでライブが終わってもいいわ。
「ぼんやり光の城」は「嗚呼、青春の日々」カップリングで、三拍子の短い曲。
夜、高速道路を走っていると現れる光の城のようなものの実態がわからない、実際体験していることを歌ったもの。
呼人さんが「これを歌にするのはこの男だけ」って言ってましたが、まさに「ただごと・岩沢ワールド」です。


嗚呼、青春の日々

呼人さん曲「日々平安」もとてもよかった。

岩沢さんひとりの弾き語りでは「春風」が圧巻でした。


春風

ゆずの「春風」は北川さんがひとりで全部歌うせつな~い曲。
大好きな曲ですが、岩沢さんが歌ったらもっといいのでは?と思っていました。
その通りでした。(個人の感想です)
こんな声が出るの?ギターこんな感じなの?こんなことになるの?
ゆずの春風の100倍よかったです。(個人の感想です)
隣の人がガッツリすすり泣いてました。

勘太郎さんの曲はもちろんギター演奏が中心で、歌詞がついてたりしますが入ってこない。
こんな音を「唯一無二」っていうんだろうなあと思います。
初めてライブで聞いた時、ビックリしました。
で、ワンマンライブにゆきました。
帰りに会場で売ってたCDを買ってしまったけど、ライブとは違いました。(あたりまえ)


一陣の風

ところで、あのボトルネックはカルピスの瓶なんだそうです。

3人の中で歌手は岩沢さんだけなので、歌はやっぱり岩沢さんの声じゃないと締まりません。
憂歌団の「嫌んなった」とか「おそうじオバチャン」。
本家は「天使のダミ声」木村 充揮さんのそれこそ唯一無二によるものですが、岩沢さんの「天使の普通の声」になるとそれはそれでいいかんじ。
こんな歌い方もあるのか…ってすてきな声がいっぱい聞けました。
岩沢さん、40代後半に突入してより感動をよぶ声になってるんじゃないの?
ライブで聞くのはめちゃくちゃ久々の「ヒーロー見参」、しょっちゅう聞いてるけどいつもとは違う「始発列車」や「月曜日の週末」、ぜんぶに感動。
何回も「神様、ありがとうございます」と思いました。

横浜のZeppでどんな曲を聞いて感動するのだろう。
ありがたいありがたい!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • リビさま
    とっても素敵なライブだったこと、
    岩沢さんの歌声がどれだけ素晴らしかったかが
    めちゃくちゃ伝わってきました✨✨✨
    やっぱりライブはいいですねーー💕

    • リンゴとコトリさま
      コメントありがとうございます!
      ほんと、ライブはいいですねー。
      歌もお笑いも!

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