【ゆずアリーナツアー2022 PEOPLE～ALWAYS with you～】＠横浜アリーナ。本公演セミファイナルセットリストなど。

８月2日、ゆずアリーナツアー2022 PEOPLE～ALWAYS with you～本公演セミファイナル。わたしにとっては今回のツアーファイナルです。はじめてリニューアルオープン後の横浜アリーナにゆきました。岩沢さんいわく「水回りがきれいになった」。

ゆず

路上からスタートした北川悠仁さん（リーダー）、岩沢厚治さん（サブリーダー）の二人組ミュージシャン。
アルバム「ゆず一家」をジャケ買いし、聞いてハマりました。
程よいダサさ、程よい皮肉、程よいあったかさ。
もちろん「ゆず」が好きなんですが、岩沢さんの唯一無二の声と「ただごと」楽曲がわたしにとってはとくに魅力的です。

ゆずアリーナツアー2022 PEOPLE～ALWAYS with you～

ご時世もあって、このツアーはエントリーした公演全部チケットがとれました。
いつもなら追加公演にもエントリーしますが、贅沢すぎるのでエントリーせず。
横浜アリーナでのセミファイナルがわたしにとってのファイナルとなりました。
センター席（普通はアリーナ席と呼ぶ場所）の最後列で、舞台は見えませんでした。
北川さんがハデな動きをしている間、目立たないところで岩沢さんが面白い行動をとっていることがあります。
舞台から遠いとそれが見えなくてとても残念。
声が聞こえればそれでいいんだけど。

君を想う

新アルバムSEESに入っている曲。
4月に大阪できいたときは「新曲」でしたが、もう新曲って感じではなくなりました。

SEES (初回生産限定盤) (CD+DVD) (特典なし)

NATSUMONOGATARI

「桜木町」を展開した、何回きいても「？？？」な曲。

いつゆずにハマったのか

スクリーンにアルバムジャケットの映像が出て、どのアルバムでゆずを好きになったのかアンケートがとられます。
「ゆずの素」からはじまって、「ゆずマン」「ゆず一家」「ゆずえん」「トビラ」…と何枚かが一括りとなっていて、自分がハマったエリアで挙手。
PEOPLEで好きになって、即ライブにきているという人もいるんですねえ。
エリアごとに挙手している人に北川さんがインタビューされます。
声出し禁止なので、言いたいことは身振り手振りで伝えます。
うちわやボードにセリフを仕込んできた人もいます。
身振り手振りで苗字、今日が33歳の誕生日だということを伝えた大きな男性に、ゆずが「贈る歌」を歌いました。
会場の拍手ももらって、ホントにハッピーバースデーですね。
彼がニッコニコだったのでこちらもハッピーでした。

歩行者優先

毎度この歌を待っています。
アクを全部取り除いて澄んだ岩沢さんが歌う前向きな歌です。
岩沢さんの声が一番後ろのわたしにまでズバーンと届きます。前に向かって歩きますよ！

手暗がりの下

アクのある岩沢さんの歌。こういうのがあるからゆずはやめられない。

贈る歌

お誕生日に贈る歌につづき、２度めの贈る歌は舞台上手側での演奏。
ティリティティッ…がみんなで歌えないからタンバリンで。
わたしはタンバリン持っていくのをやめたので、エアタンバリンとさせていただきました。

六角形

岩沢さんの皮肉な歌。レーダーチャートを「六角形」と呼ぶなんて。

風信子（ヒヤシンス）

舞台中央に戻って。
映画「とんび」の主題歌。ゆずっぽいとてもいい歌です。
スクリーンの映像が砂絵アニメーションなんですが、何年も前に他の人のライブで見た砂絵アニメーションとそっくりすぎることが毎回気になって気になって…。
映像だけでなく歌の雰囲気もそっくりだからよけいに。

あの手この手

ライブ前に「あの手この手体操」のレクチャー映像が何度も流れます。
イリュージョン北川によるばかばかしい手品映像と、岩沢さんによる茶番劇に続いて25周年記念キャラクター ハンド君（ぐーちょきぱーの柄が入った服を着て、頭部は目鼻口のある掌）の着ぐるみを着た北川さんが客席に登場。
あの手この手体操をしながら客席内をめぐります。
とまったところで観客VS.ハンド君でじゃんけん。
ハンド君は頭でじゃんけんができる気持ち悪い作りになっています。
ハンド君本人が「気持ち悪い」って言ってるし。
最後に残った人は記念の帽子がもらえるというイベントでした。

花咲ク街

お遊びのあとの華やかな曲。

換気の歌

換気のための5分ほどの休憩

奇々怪界―KIKIKAIKAI―

岩沢ワールド炸裂のすごい言葉遊び歌詞。スクリーンの映像は見どころがいっぱい。
北川さんがおしゃれパーカッション演奏してるんですが、結局どの公演でもそれを見る余裕がないまま終わってしまいました。

LAND

10年ぐらい前の歌だけど、世界がかわろうとする今にぴったりの内容。
当時のアートワークは、KAIKAIKIKIの村上隆さんで、とてもハイクオリティでした。
スクリーンの映像も見どころがいっぱい。

LAND

ゆず25周年クイズ

「横浜アリーナでのはじめてのライブはどのツアーでしょう」みたいな内容の三択クイズ。
拍手で答えます。
当たっても外れても何があるってわけではありません。
大阪公演では絶対まちがっているふざけた選択肢も用意されていて、そこでわざわざ拍手をする人もたくさんいました。

サヨナラバス

舞台下手側での演奏。この歌って、舞台のど真ん中で歌わない歌ですよね。
客席とか、舞台のはしっことか、路上意識してるのかな。

からっぽ

岩沢さんのハーモニカ（ハープっていったほうがいいのか？）が泣く。
もちろん歌声もすごい。
ぜんぜん声の違うふたりが歌い分けてるからよけいに切なくなる。
ライブでしょっちゅう聞ける曲ですが、いつ聞いてもありがとうと思います。

虹

舞台中央に戻って、日本生命のCMソングだった曲。
岩沢さんの声がまっすぐやってきて押されて後ろに倒れそうになる大迫力。
ドラマチックに終わった！と思ったらワンテンポおいて「雨あがりの空にそっとかかる虹の橋」というベタなフレーズが入ります。
コロナ前はみんなで歌う部分だったので、このフレーズが何回も繰り返されました。
ここは聞き手が想像するところじゃない？
要らないわ～と毎回思う自分がイヤです。

イロトリドリ

圧倒的な岩沢声をきいたあと、かる～いイロトリドリ。アホなダンスもあってすてきです。

公私混同

ドラマ「親バカ青春白書」の主題歌。
このドラマ、一度見ようと思っているうちに終わってました。
たのしい歌はいつでも聞けるから…これでいい～～のだ。

夏色

今回唯一写真OKの時間。
「もう一回うちわ」とタンバリンとスマホをもってみなさん忙しい。

わたしはタンバリンもうちわもない、昔ながらの「夏色」を楽しみました。
グッズがなくても楽しめる夏色が一番です。
運営側はグッズを売らねばならぬ事情もあるから、そんなこといってられないですね。

ALWAYS with you

いつも一緒にいてくれるんですね。ありがとう。

RAKUEN

ニューアルバムSEESにはいっている、このツアーのサポート企業 楽天モバイルのCMソング。
Official髭男dismの藤原さんと北川さんが作った、企画書が見えるような曲です。
それも大事なことです。
企画書が見えようが見えまいが、岩沢さんの声はすばらしい。
大阪公演のときは、このポジションはFM802の春のキャンペーンソング「AOZORA」を歌われました。
もちろんFM802が後援してました。

ゆず愛好家は幅広い

ゆずのライブはバカバカしいお遊び映像・コーナーがぜったいに組み込まれているので、誰でも楽しめます。たぶん。

毎度観客に年齢をきき、最後に「幅広い年代の方から愛されております」といって締めるコーナーがあります。
「10歳以下のこどもたち」「10代」「20代」…自分があてはまるところで挙手します。
70代、80代となるとさすがにぐぐっと人数が減ります。
ご高齢の方はスクリーンに大写しになり、会場全員が拍手！
ツアーが進むとみんなよくわかっていて、年齢をかいたボードや「親子四世代できています」みたいなボードを仕込んで目立つ工夫をしておられます。
今回はなんと90歳の方がおられました。
お孫さんに言われるままにボードを掲げておられたんだと思います。
だとしても、90歳はすごい！
大拍手です。

わたしは基本ひとりでライブに行きたいんですが、いくつまで行けるだろう？
可能な限りいきます。
今回もありがとう、ゆず。

PEOPLE [CD] (通常盤)