藤崎マーケット トキさんプロデュース アインシュタイン河井さん単独ライブ「Yuzuru Mania」が昨年に続いて今夏も開催されました。森ノ宮WWホールの劇場チケットは今年もとれませんでしたが、配信でもおもしろかった~。
Yuzuru Mania
ユズルマニアは昨年・今年とお盆休みに開催された、藤崎マーケットトキさんがプロデュースするアインシュタイン河井さん単独ライブです。
河井さんは何をするか全く知らない状態で現場入りし、トキさんに振り回されいじり倒されながら1時間半の単独ライブ?に挑むというイベント。
出演はトキさん、河井さんに加えてアキナ(秋山さん・山名さん)、守谷日和さん、今井らいぱちさん、
プラスシークレットゲスト。
昨年はシークレットゲストが酒井藍さんと島田珠代さんで、花月うどんが舞台の新喜劇がとてもおもしろかった。
あまりにおもしろかったので今年こそは劇場に見に行きたかったんだけど、昨年に引き続き今年もチケットがとれず、配信を見ることとなりました。
オープニング
河井さんに扮したトキさんと稲田さんに扮した山名さんのミニコントでふたりが口ずさむアインシュタインの曲「sha-kedo」からスタートします。
幕が開くとsha-kedoの生バンド演奏をバックに、困惑した河井さんが宙吊りで登場。
え~!
舞台に降り立つと忍者が出てきて宙吊り装置をはずし、黒子が派手なジャケットを着せます。
「どういうこと?」「10ステの後なのよ」と言いつつしゃがれた声でsha-kedoをフルコーラス歌わされる河井さん。
会場ではカラフルなアクリルペンライトが揺れています。
「おかしいって。めちゃくちゃペンライト買うてるやん」
オープニング映像は、モデルみたいな河井さんの映像に「Amazing Yuzuru」「Beautiful SHOROU」などの文字がかぶせてある大げさなものでした。
ここまでだけでも十分な仕上がり。いじり倒してますねえ。
そして今年も舞台スミでトキさんが手伝いながら河井さんの生着替え。
「じゃない方芸人」としてやっている河井さんをどんどん売り出したい!とトキさんが抱負を述べながら。
ゆずるピンネタ
トキさんの作ったフリップ+リズムネタ、「パンティ泥棒」。
素肌に革ジャン、白ブリーフ、黒い靴下、頭にピンクのおパンティをかぶらされた河井さんが舞台上で動きのレクチャーをうけて本番です。
ばかばかしいフリップを使ってのリズムネタ。
最後はりんごをシャクッと丸かじりして暗転。なにこれ。
河井をよく知る人からの告発
河井さん「めちゃくちゃ恥ずかしかったわ」といいながらお着替え。
お着替え中にスクリーンに映像が流れます。
担当マネージャーが「美意識が高すぎて迷惑している」と真顔でクレーム。
一緒にお昼を食べる時、若い自分はガッツリ定食が食べたいのに河井さんはサラダボウル専門店に連れていく。
家から健康に良い納豆とキムチをもってきて楽屋に匂いが充満する。
美意識が高いわりには深酒をしてむくんだ顔で現場に来る。
河井さんはコメントにツッコミ入れてましたが、頭におパンティ被ったままでした。
雑誌の編集部コーナー
舞台は雑誌編集部のセットになります。
トキさんが編集長、編集部員はアキナ、守谷日和さん、今井らいぱちさん、河井さんは「新人くん」。
全員が取材してきたネタを報告します。
まずは師匠ネタいろいろ。
その後、次々と電話でアインシュタイン河井さんに関するタレコミがあり、本人も含め全員が報告。
・15年前、盗まれたくないので自転車にマジックで直に「南警察」と書いていた。
・アキナ牛シュタインで6人それぞれがSMAPに扮した。全員が担当メンバーに寄せるためマジックで顔を作ったのに、キムタクを担当した河井さんはノーメイクでヅラだけかぶっていた…などなど。
山名さんのタレコミは
「15年以上前、新地のスナックで河井とキスをしたママが『あなた、何者?』と言った」
というおなじみのもの。
「なんで毎年毎年定期的にその話してくんねん!」という河井さんのツッコミもおなじみです。
1人1報告したあと、ベテランの「ヤマさん」が遅れて登場。
ヤマさんとはシークレットゲストのアインシュタイン稲田さんでした。
河井ゆずるは社交性の化け物で、誰とでもすぐ距離が縮まるというネタ。
滝沢カレンさんがクイズにどんどん正解するのを見て、ほぼ初対面なのに「カレンちゃんすごいな!」と話しかけた。
トキさんがそのときの河井さんの発言を「ジョジャジャジョジャ」と言った…と滑舌をいじるネタにうまく転換してさらに盛り上げます。
最後はトキさんが電話をとり、「駅前で河井がジョジャジャジョジャ」と言って全員が捌けて終了。
なんじゃそりゃ。
河井をよく知る人からの告発
河井さんとトキさんお着替え中のスクリーン。
ゆにばーすのはらさんが「(河井さんは)たぶんわたしのこと好きだと思うんですよ」と登場。
食事に誘われ、「今ライブ中だから〇時に終わります」と連絡をいれた。
ライブ終了後、外に送迎タクシーが待っていたが乗っていたのは行き先がわかっている運転手さんだけ。
これに乗ればゆずるさんに会いに行ける「ゆずるさん行き」のタクシー。
こんなこと好きじゃないとできないと思う。
等というエピソードの締めは「ゆずるさん、気持ちバレてますよ!」
ゆず美術館
カーテンつきの枠が三つあり、河井さんは「立ってるだけでいいから」と枠の後ろに立たされています。
バスガイドのトキさんが、昭和3年開館で生命力にあふれた作品をコレクションしている大阪随一の「ゆず美術館」を案内します。
アキナ、守谷さん、今井さんが観光客。
一つ目の枠は「湖を眺める美青年」というタイトルの絵。
カーテンをあけるとなぜか悲愴感が漂う顔の河井さんが現れます。
「これ『青年』なんですか?小じわがありますが」などの質問もありながら、他の絵も鑑賞してゆくというものでした。
「ひとりで60分」を思い出しました。
一行が次の作品「真珠の耳飾りの少女」ならぬ「金のピアスをあけた中年」を見に行きましょう、と捌けて終了。
演劇 河井ゆずる物語
「なにが出るだけでウケんねん。めちゃくちゃスベってたで」
と言いながらトキさん河井さんふたりでお着替え。
トキさんは普通のカジュアルな服装、河井さんは茶色の全身タイツ+犬の耳。
舞台はトンテンカンとセットを作るすごい音。
会場を見て「みんなすごい買ってくれてる!ペンライト」
「今日終わったらどうするつもりなん?」
「森ノ宮の駅にみんな捨ててたりして」
…などと言いながら。
幕が開くと舞台には河井さんの実家があった心斎橋の屋上が再現されていました。
「実家や~!なつかし~!」
ゆずる役・守谷さん、弟もとき役・トキさん、ペットのハナ(犬)役・河井さん。
おかん役・シークレットゲスト山田花子さんでした。
おかんがパチンコに激ハマりして借金して家がなくなって…「そやな?ハナ」と犬に確認しながら物語が進みます。
夏の暑い日におかんがハダカ(ピンクの全身タイツ)で洗濯物を干している。
周囲のビルのサラリーマンから、「ハダカのおばはんが布切れ干してる」と通報されたという実話だそうです。
続いて秋山さんが借金とりで登場、今井さんが未来からやってきた和牛・川西さんで登場、シークレットゲストの寛平師匠が杖を振り回す酔っ払い役で大暴れ。
芸人になりたかったが諦めてサラリーマンになったのに会社が倒産し、妻子に逃げられ、ビルから飛び降りようとするおじさん(山名さん)が登場。
引きとめるゆずる(守谷さん)に、昔つくったネタを一緒にやってくれませんか?とネタを差し出します。
目を通したゆずる(守谷さん)が「この内容やったらハナの方がいいか」とハナ(河井さん)にバトンタッチ。
「河井山名」のコント「コンビニの立ち読み」が披露されます。
コント後に見つめ合って笑う河井さんと山名さんがとてもとてもいいお顔でした。
「なつかし~」「オールザッツで見た感じがする」などとみんなが口々に言っていると、山田花子さんが全裸(の衣装)で「コンビやったん!?」と素の発言。
「何で解散したん?ケンカしたん?」…初めて知って嬉しそうでした。
ゆずる(守谷さん)が「芸人をめざす」と宣言し、ひどく調子はずれの「sha-kedo」を歌って幕。
かと思ったら「僕が出てくるのはまだ先の話」と稲田さんが浮かび上がって終了しました。
エンディング
お着替えしながら、トキさんとしては「sha-kedo」よりkinki kidsの歌の方がしっくりくるというトーク。
犬のタイツから真っ白キラキラのジャニーズみたいな衣装に着替えさせられる河井さん。
「まぶし~!」とトキさん。
スクリーンにエンドロールが流れる中、河井さんが生バンド演奏をバックにかすれた声でkinki kidsの「愛のかたまり」を歌います。
会場ではカラフルなアクリルペンライトが揺れています。
間奏中「わけのわからんイベントにきていただいて、すみません」「すみません」と会場と演奏するバンドに何回も頭を下げる河井さんでした。
わはは。
最後はスクリーンの河井さんの頭上に虹がかかってEND。
あ~面白かった。配信は再延長になって、2週間強見ることができました。
来年も見たいなあ、できれば劇場で。
コメント
コメント一覧 (2件)
ただの仲良しのメンバーでのライブですね(笑)
めちゃくちゃ楽しそう😆
「河井山名」のコント見てみたいです!!
WWホールで満席なんて、流石ですねー✨
また次に開催された時には、劇場で見られますように🙏
リンゴとコトリさま
コメントありがとうございます。
たしかに!仲良しメンバーライブですね。
来年もあればいいなあ。