2023年3月31日で漫才劇場を卒業して東京所属となる紅しょうがの、大阪での最終単独ライブ。劇場チケットは売り切れていたので配信で笑いました。
紅しょうが
ボケ担当 熊元プロレスさんとツッコミ担当 稲田美紀さんによる漫才コンビ。
女芸人No.1決定戦 The W決勝の常連。
ピンで他の芸人さんと絡んでもおもしろい個性的なおふたりです。
3月でマンゲキを卒業、4月からヨシモト∞(無限大)ホールに所属されます。
どこにいても面白いはず。ますます活躍してほしい。
みんなー!マンゲキお疲れさん!ありがとうな!
オープニング映像は、神戸、岸和田、あちこちまわって最後は漫才劇場前で四股を踏む紅しょうがの映像に力強いコピーがかぶさります。
「リベンジに燃える西の横綱」
「美女と野獣」
「なにわのお笑いアマゾネス」
「歩く神戸コレクション 熊元プロレス」
「頼りになる!帰国子女 稲田美紀」
「欲まみれの紅一点」
どすこいですね。
会場は満席。たくさんのリピーターに緊張する熊元さんでした。
つかみは「女子~!そんなことよりも今日は31日やで~。いらんアプリ解約しはじめや~!」
漫才1
4月からふたりが行く東京は大都会だからすっごい悪い人が多い。
悪い誘惑があるって聞くし、稲田さんは呑まれてホイホイついていくんじゃないかと心配している熊元さん。
ふたりで東京の街を歩く予行演習をするというネタ。
次々と来るヤバい勧誘に徐々にひっかかってゆく稲田さんが普通におもしろい。
漫才2
つかみ「「女子~!なんばシティんとこのタピオカ屋とNGKの下のクレープ屋のことは頼んだで~!」
今や貴重なタピオカ屋さんにはなくなってほしくないそうです。
稲田さんが結婚できない理由がわかったという熊元さん。
「求愛ダンスを踊ってないからやねん」
周囲に求愛ダンスを踊って結婚した人がいっぱいいて、あのミトちゃんも求愛ダンス踊って結婚したそうです。
…ほんまかいな…。
結局、稲田さんが踊りまくる珍しいネタ。
熊元さんが見本で踊る求愛ダンスはもちろん迫力満点!
二人いっしょにめちゃくちゃうれしそうに踊るというのが新しい。
ブリッジVTR 思い出の地を巡って涙を流そう
熊元さんが地元に帰ってノスタルジアに涙を流し、涙判定人稲田さんがそれを見届ける企画。
神戸市須磨区 妙法寺駅下車、かつて住んでいた団地のなつかしい公園へ。
小学生時代、熊元さんは歩道沿いの草むらに生えるよもぎを食べていたそうです。
公園では初めて骨折した雲梯にのぼったり、滑り台をすべったり。
といっても熊元さんは体の幅が滑り台の幅を越えたため普通の態勢では滑れず、横向きになって。
ベンチに座って想い出の味「水野屋」の大きなメンチカツと「マザーバスケット」のベーコンエピを「美味い、美味い」と二人で食べます。
熊元さんはこのパン屋さんで毎日1000円分ぐらいパン買い、毎日ベーコンエピを食べていたそうです。
その後熊元さんがバイトしていたスーパーの中のお肉屋さんへ。
高校3年間と大学中退してから、ここでコロッケを揚げていたそうです。
毎日「くまもっちゃん、今日もカワイイな」と言ってくれる初彼氏ナガシマくんとここでおしゃべりしてたんだって。
ベンチでお店の名物「ぼっかけコロッケ」をふたりで食べて「美味ぁ」
当時聞いていたナオト・インティライミの「タカラモノ」を聞いたら泣けるかも…と、熊元さんは自分で歌いながらコロッケを食べる。
タカラモノ~この声がなくなるまで~
「食べながら歌って下品なんですけど」と稲田さんに咎められたとたんむせて咳込み、涙を流す熊元さん。
「涙ってこれ?!」と稲田さん爆笑。
I ♡神戸、I ♡横尾と熊元さんがつぶやき終了。
どこで何をしてもオモシロイな。
漫才3
つかみ「男子~!新しい衣装どない~?!」
新しいスーツをお披露目した稲田さんのつかみです。
「こんなん片方だけかえることある?」と言いながら熊元さんも腕に巻くバンダナを新しくしていました。
新衣装になって、ネイビーズアフロか最悪ビスケットブラザーズに見えるかも…とかいいながら。
関西弁が好きで、東京に行くまでに彼氏を作りたい熊元さん。
稲田さんが地元岸和田のだんじりをやっている男子を紹介するというネタ。
オラオラ系男子の感じを稲田さんがやってみて、熊元さんとデート。
彼氏に体当たりの熊元さんが激しすぎました。
コント?漫才?どっち?
紅しょうが名物、ワンピース姿のふたりがつかみ合い状態で登場。
ぜったいオモシロイやつじゃないですか。
熊元さんはタケシの彼女「シオミ」、稲田さんはタケシの彼女「レイ」
わたしこそがタケシの彼女だと言い合い、つかみあって大暴れ。
そこに別の彼女(マサコ:茜チーフさん、ハナ:堀川絵美さん)もつかみ合いながら登場し、全員で大暴れするネタ。
とてもおもしろいんだけど、激しすぎてちょっと引きました。
ブリッジVTR ある日の出番終わり
稲田さんに扮する蛙亭 岩倉さんと熊元さんに扮する天才ピアニスト ますみさんが楽屋に入って来て会話。
ロケの日焼けがイヤとか水炊きのポン酢飲んでむくむのがイヤとか言う稲田さんと、
滑舌悪くて何言ってるかわからない熊元さん。
そっくり。
途中ますみさんが素のゲップしてました。
やり残したことをやろうのコーナー
東京に行く前に、ふたりが大阪の舞台でやり残したことをやるコーナーです。
その前に、熊元さんが「マジでゲップはしない」ときっぱり。
稲田さんがやり残したのは、だんじり。
「そーりゃ、そーりゃ」の掛け声とともに写真を厚紙に貼った手作りだんじりを下手から上手、上手から下手へ引きます。
見取り図リリーさんと。
なにこれ。
熊元さんはハンドベル。
以前のライブで失敗したので今回リベンジです。
デコルテが出たパープルのロングドレスで登場。
左右の脇からナゾのストラップが出ていましたが、稲田さんが「誰も気にしていません」と激励。
演奏するのは「仰げば尊し」です。
ベルを倒したり勢い余って飛ばしたのをキャッチしたり落としたり…態勢を崩して失敗しました。
間違ったベルをとってしまったとき客席から「ちゃう!」という声も。
熊元さんは「ハンドベルはスポーツです!」と息を切らします。
再度挑戦するもさっきと同じところで間違って失敗。
「急にムシズが走って」失敗したそうです…なにそれ。
最後に「ドレミファソラシド」だけさせてください!といっていきなり最初から間違う。
やりなおしてやっとうまくいきました。
ああ~~~よかった。
エンディング
ゲスト全員登場してエンディング。
熊元さんが締めようとしていましたが「あの~、あのね、あの~…」と何言ってるかわからなくなり、稲田さんにパス。
4月から∞(無限大)ホールに所属すること、ツイッターにアンケートがアップされること、このライブ後外に出るからよろしく、と必要事項が告知されました。
紅しょうがが「みんな、ありがとうな~」
会場が「こちらこそ~」と手をあげます。
幕が閉じゆき、舞台中央にドレス姿で仁王立ちの熊元さんが見えなくなり、ライブが終了しました。
迫力満点、おもしろかったわ~。ありがとう!
次の単独ライブは∞ですね。
コメント