みんなー！凧揚げお疲れさん！＠よしもと漫才劇場　１月末、いつも通りに紅しょうが単独ライブの配信見て笑いましたが…　

2023年３月31日でよしもと漫才劇場を卒業して東京に拠点を移すメンバーの中に紅しょうがも含まれていました。
ついにいってしまうのね～。

紅しょうが

ボケの熊元プロレスさんとツッコミの稲田美紀さんによる漫才コンビ。
女芸人No.1決定戦　The W決勝の常連。
ピンで他の芸人さんと絡んでもおもしろい個性的なおふたりです。

そしてこの度！マルセイユ、ロングコートダディ、シカゴ実業、ニッポンの社長、マユリカとともにマンゲキを卒業して東京よしもとの所属になることが発表されました。
紅しょうがの全国的な活躍をたのしみにしているよ。

みんなー！凧揚げお疲れさん！

単独ライブがはじめて満席になったことをかなり喜んでおられました。
「はじめてきた方～」と挙手を求めた熊元さんですが、今まで空席だった分がそのまま新しくきてくれた人だったそうです。
つかみは
「女子～！大寒波も寒波やで～。今一度ヒートテックのユニクロさんに感謝しよ～！」
「ヒートテックがないとき、どうやって耐えてたん？」と熊元さん。
「ババシャツや」ぴしっと稲田さん。
久々に聞く単語、ババシャツ。

漫才1

熊元さんは「校歌を作る」のが好きで「作ってきたから稲田さん聞いて」という歌ネタ。
小中学校の校歌は覚えているけれど、高校の校歌ってたいがい覚えていないから「覚えられる校歌」を作ってる。
校歌の作詞作曲をしたら一生名が残る、そういう「名誉も欲しい」んだそうです。
今、ゼロだから。
歌い出すものの、最初から運動部男子を見る熊元さん目線の歌詞。
つっこみながら次第に稲田さんも巻き込まれてゆくアヴァンギャルドな校歌でした。

漫才2

つかみは
「女子～！節分まであと5日やで～。結局トンカツとかローストビーフ巻いてるやつが美味いで～！」
さすが熊元さんは巻きずしもガッツリ派で、普通の太巻きはいらないそうです。

「稲田さんの趣味、悪口でしょ」と熊元さんが問いかけます。
「違います」と稲田さん。
度々出てくる「稲田さんといえば悪口」「愚痴が多い」のネタ。
熊元さんが煽るとどんどん愚痴（悪口）が出てきます。
稲田さんは「緑のお札はキライで茶色いお札がスキ」なんだって！
タクシー代くれるなら茶色がいいっていう…

漫才3

つかみは
「女子～！バレンタインまでもう16日やで～。百貨店のチョコも美味いけどメルティキッスが出てきたときの衝撃を忘れんとこ～！」
今や当たり前のように食べてるけど。
これが一番言いたかったんだそうです。

「稲田さんにいい人を紹介したい。農家やってる人どう？」と熊元さん。
稲田さんは農家の人とつきあったことないから興味あるという事で、シュミレーションしてみようというネタ。
稲田さんは稲田さん役ですが、熊元さんは男性、男性の両親、牛の役。
その牛はえげつなすぎるって…。

ブリッジVTR　稲田美紀の恋愛名言集

稲田さんの美しい奇跡写真とともに名言の数々が。
「いつまで抱かれてるつもりや。たまには女子から抱くんやで　稲田美紀」
「マッチングアプリのDMで『THE W頑張ってください！』ってもちろん嬉しいんやけどここはそういう場じゃないんやで。恋愛しにきてんねん。必死でごめんな。　稲田美紀」
「神様お願い！人生であと何回振られるか教えて！しんどいかも！　稲田美紀」などなどなど。

コント

軽快な音楽とともに女子プロレスラー（だと思う）二人がそれぞれ椅子、竹刀を持って登場。
激しすぎるぶつかり合いと友情でした。
なにこれ。

ブリッジVTR　熊元プロレスのいろんな「女子～！」コレクション

学生に対する「女子～」の数々。
「大学生の女子～！ヘンな年上とばっかりつきあってたらもう戻れんくなるで～。タメにしときや～！」
「高校生の女子～！文化祭は結局タピオカやで～。原価安くて儲かるで～！」
「工業高校の女子～！羨ましいで～！」
「中学生の女子～！ペットボトル飲むときの口を注意するのはもちろんやけれども、ウォータークーラー飲むときの口も意外とやで～！」
「小学生の女子～！今のうちに棒付きの飴なめときや～。大人になってからなめてたらアホやと思われるで～！」
棒付き飴の件はkento fukayaさんのラジオトークに出たときも訴えておられました。
「小学生の女子～！プロフィール帳を配りすぎたら男子嫌がるで～。ホンマに聞きたいことは直接聞きや～！」は何回も噛んで言い直しておられました。
などなどなど。

漫才4

つかみは
「女子～！恋愛の名言とかツイッターでつぶやくようになったら終わりやで～！」
それを聞いた稲田さん「あたしやん。終わり？」

熊元さんは小学校時代の事が好きで、この時期になったら思い出すのはおしくらまんじゅう。
めちゃくちゃ楽しかったからこの場でやってみたいんだけど稲田さんが頑なにOKしてくれません。
「なんでやってくれへんの！」と熊元さんがヒートアップする短いネタ。
激しい熊元さんはやっぱりおもしろい。

稲田さん３〇才お誕生日おめでとう！

ライブ当日は、生年月日は公表しているけれど年齢は公表していない稲田さんの「さんじゅう〇さい」のお誕生日前日。
親しい人にガチプレゼントを持ってきてもらい、審査員の稲田さんが500点満点で点数をつけるという失礼なコーナー。
熊元さんのMCは毎度安定の噛み噛みボロボロです。
たまらず登場する黒いおしゃれワンピース姿の稲田さん、審査員席に座ります。

最初に登場したプレゼンターは仲良し後輩の爛々大国さん。
取り出した「ディオールが16年ぶりに発売した新作マキシマイザー」を見て稲田さん喜びの悲鳴。

ただ、新作は大国さん的第一希望の色が入手できなかったので、その時入手できた色になってしまいました。
なので従来の透明もプラスして２本プレゼントです。
第一希望の色が入手できなかったことが減点対象となり、419点。

続くプレゼンターは稲田さんと同期のニッポンの社長ケツさん。
へんなサイズ感の開襟シャツにアコースティックギターを持って登場。
自作の「ハッピーバースデイ ミキ」を歌いました。
「睦月の終わるころに生まれてきたあなたは～♪」ではじまり「生まれてきてくれてありがとう　美紀～♪」で終わるボケなしのガチソング。
聞き終わるなり「（ケツさんの相方）辻さんに歌ってほしかったな～」と稲田さん。
そこでケツさんがビール券を渡し、それが加点となって485点獲得。

続いても稲田さんと同期のビスケットブラザーズ原田さんが映像で登場し、稲田さんへの手紙を朗読。
苦楽をともにしたNSC時代からの歩みがボケなしで綴られた手紙に稲田さん涙。
「本当に生まれてきてくれてありがとう。ビスブラのイナのことを性的に見ている方より」と、締めでやっとボケが入りました。
原田さん天井を破って790点獲得！

最後、熊元さんからのプレゼントは稲田さんが体調を崩しても代演できるよう用意してきたというZidolの「似非デレラ」生歌バージョン。
息を切らしながら歌って踊る熊元さんでした。
知らぬ間に練習していた熊元さんに感動して、稲田さん789点をつけました。

優勝は原田さん！…優勝って…これなに？

エンディング

息があがってよけいに噛み噛みの熊元さんが締めてゆきます。
「来月森ノ宮でエルフとユニットライブします」と告知。
「チケットを後で配りますので…」と言ったところで稲田さんにとめられて、「いや、手売りします」と言い直す。
すごい間違いです。
ドタバタのままみんなで「みんな凧揚げおつかれさ～ん！」とこぶしを振り上げて終了しました。
配信でも迫力満点たのしいライブ、ありがとう。

３月31日（金）紅しょうがのマンゲキ卒業ライブが発表されました。
人気者がごそっと卒業して、新しい時代に入るんですね～マンゲキ。
行く人たちにも残る人たちにも期待です。