【モネ 連作の情景】@大阪中之島美術館 16時30分以降は空いていました。

モネ 連作の情景
クロード・モネ 藤の習作

連日大盛況のモネ展。平日夕方はゆっくりみることができました。

目次

モネ 連作の情景

大阪中之島美術館で開催中、印象派の代表的作家クロード・モネの展覧会です。
ひとつの場所やものを天候、時間、季節…など条件を変えて描いた連作を中心とした展示になっています。
連作ということがわかりやすい積みわらやロンドンの橋、奇岩マンヌポルトの絵などなど。
同じところを何回も訪れて描くだけでなく、一箇所に何枚ものキャンバスを立てて時間を変えて制作することもあったそうです。
ひたすら描きながら研究しつづけるまさに「画家」。

夕方みにゆく

中之島あたりに行くとモネ展のショッピングバッグを持った人がたくさん歩いています。
美術館周辺は平日なのに人がいっぱいで、明らかに通常とは違います。
みんなモネ展を見終わった(これから見る)人なのか。
すごい人気。
わたしは隣の国立国際美術館でやってる古代メキシコ展を目指していたので混雑とは関係ありません。
古代メキシコ展を見終わって16時30分ごろになりました。
先日中之島美術館のスタッフさんが「16時以降は人が減る」とおっしゃっていたので、モネ展を見に行くことにしました。
おっしゃるとおりぜんぜん混んでなくて普通に見ることができました。

マイルド

「印象派」とよばれる時代のモネの絵はわたしの中ではマヨネーズとか生クリームのイメージです。
ちょっと前までいた古代メキシコ展とは大きく異なるマイルド空間。
風景画のぼやぼやなゆらぎや、ポイントがなく外に広がる睡蓮などは以降の美術動向に繋がるんだろうと思います。
けど、そういうことよりこの優しい色とかあったかい雰囲気で人気なんでしょうね。

ウォータールー橋、曇り
ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ
ウォータールー橋、ロンドン、日没

今回印象に残ったのは「アンティーブ岬」と「藤の習作」
「アンティーブ岬」は手前に一本木があって、海があって、遠景に山があるシンプル風景画。
これがふしぎとわたしの好きな福岡の大濠公園の景色に似ているのである。
「藤の習作」は、モネといえば…よりちょっときつめのムラサキ色が藤の花ではなく背景に使ってあるおもしろい絵。
メインの連作がどうとか印象派がどうとかとはぜんぜん関係のないことでした…。

モネ 連作の情景
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
日時:5月6日まで (月・休)4/29(月・祝)、5/6(月・休)は開館
10:00 – 18:00(入場は17:30まで)
※4月27日(土)– 5月6日(月・休)は開場時間を1時間延長。
10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
観覧料:一般 2500円、高大生 1500円、小中生 500円

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