【KYOTOGRAPHIE】毎年京都で開催される写真祭を見てきました。ちょっとだけ。

京都グラフィ「写真新世紀」

午後から晴れた京都へ。KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に参加されている展覧会をみにゆき、ぶらぶら歩き。

目次

凪の空

大橋一弘さんの写真展を見に東洞院五条下ルCommunity Lab N5.5へ。
町屋の白い壁に白黒の風景写真が35点ぎっしりと展示されています。
以前はここに生活があったんだろうなあという荒れた場所、更地…取り残されたような場所が静かに写真になっています。
鈍い光沢の紙に焼き付けられたモノトーンが美しい。

「正方形の画像はこれで撮影しています」と東ドイツ製カメラ(ペンタコンだったかなー)を見せてくださいました。
普通のフィルムで撮影できるのに画面はましかくになるんですって。
印画紙に焼き付けると正方形の四隅がほんのり暗くなって独特の味が出ます。
なんといってもカメラ本体がグッドルッキング!
が、「東ドイツ」製だけあって今は生産されていません。
現在流通しているものを買い替えたり、時にはばらして部品を調達して修理して使うそうです。
興味深いお話がいっぱい聞けました。
写真もさることながら大橋さん自体が魅力的で毎年楽しませてもらっています。

写真新世紀30周年記念本出版記念展

@半兵衛麸五条ビル2FホールKeiryu
展覧会が見たいというより半兵衛麩のビルにいきたくて、五条通をまっすぐ東へ。
わたしは生麩が大好きなのである。
途中、河原町五条の角に立派な桐の木がありました。
花も咲いています。

立派な桐

しかしこの古いお庭、どういうことなんだろう。
ビルの一部がへこんでいて、ビルより明らかに古い別の建物があります。
ここだけ地上げに失敗してそのままになっているんだろうか。

なんか…ボロボロ。

写真新世紀30周年記念本出版記念展はキヤノンの公募展「写真新世紀」で賞をとった写真家の展覧会。
奥山由之さんや蜷川実花さんなど有名人の写真がキラキラと並びます。
さっきまで静かなモノクロ写真を見ていたのに、急にめちゃくちゃ華やか。

半兵衛麸五条ビル2F ホールKeiryu
10:00 – 17:00
Open: 4/15-5/28 10:00-17:00
Closed: Wed、4/27(5/3は開館)

Caféふふふあん

1689年創業 半兵衛麩のカフェ。
半兵衛麸五条ビルの3階にあります。
こんなにいい場所にあるのになぜか空いている。
まだオープン間もないからでしょうか。
大好きな生麩を使ったデザートを食べようかと思いましたが、ゆずのマフィンを食べました。

ゆずのマフィンとコーヒー

一昨日読み終わった村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」に度々出てくるブルーベリーマフィンがあまりにおいしそうで、マフィンの口になっていたのでした。
ふふふあんは大きな窓から見える鴨川の景色が楽しい和カフェでした。
次回はぜったい生麩のデザートを食べるぞ。

帰りは鴨川べりを歩きました。
今朝まで降っていた雨のせいでいつもより川の水かさが増している。
横を流れる小さな川は静かで、カルガモの親子がとてもかわいいのでありました。

11羽いる!…こども

四条大橋に近づくとだんだん人が増え、四条通に上がるともう…朝の御堂筋線かってぐらいの人出。
すっかりコロナ前に戻っている観光地京都でした。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • リビさま
    私も生麩大好きです〜🧡
    Cafeふふふあん、行ってみたいです♪
    娘にもオススメしておきました😊
    とはいえ、なかなか京都に行く機会がなく💦
    朝の御堂筋線と聞くと、躊躇してしまいます😅
    こうなると、空いている頃に行っておけばよかったかなと思いますが、結果論ですねー。

    • リンゴとコトリさま
      コメントありがとうございます。
      ふふふあん、ゆったりカフェでした。ぜひ。
      麩まんじゅうやおしるこもおいしそう。
      一階のお店で湯葉や各種麩を売っていました。
      パラダイス。

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