出町柳を歩いていたら、閉店したと聞いていたSECOND HOUSE出町店が！

10年ぐらい前？に「今出川のSECOND HOUSEなくなったよ」と聞いて衝撃だったケーキとスパゲティのお店が…あるじゃないか！

SECOND HOUSE

SECOND HOUSEはスパゲティとケーキのお店。
ず～っと京都市内のどこかには支店があります。
四条にあったり三条にあったり大阪の江坂にあったこともある…出来ては消えるSECOND HOUSE。
SECOND HOUSE１号店の出町店と丸太町通りにある同系列のジャズカフェZAC BARANはなくならないと思っていました。
なので友人から出町店がなくなったときいて、びっくり、意外。
まあ、頻繁に行くところでもないし、市内のどっかにはゼッタイ存在するので影響はない。

京阪出町柳駅から文芸会館にゆく途中、道の向こうに以前のままあるSECOND HOUSEをみつけて、帰りに絶対寄ろう！と決める。
帰り道、ぜんぜんお腹もすいてないし喉もかわいてないけど中に入りました。

今や古い喫茶店になってしまっていい感じです。
わたしの好きなパウンドケーキ類が全くなかったので「懐かしのアップルケーキ」を注文。

コンテナ風の壁、ZAC BARAN（系列のジャズライブカフェ）紙幣風の伝票はそのまま。
薄いコーヒーもあいかわらず。
SECOND HOUSE出町店、めっちゃ健在でよかったよかった！

国画会京滋奈作家展

本来の目的はこれを見ることです。
御所の東側、河原町通を挟んで府立医大のお向かいにある古い施設、京都府立文化芸術会館にゆきました。
団体展には全く興味がないので自発的に見るのはこれが初めてです。
１階は京滋奈作家展。

2階で目的の岩岡航路先生・久留島江那さんのふたり展が開催されていました。
師弟展ですね。
久留島さんは大学を卒業した昨年、国展で新人賞を受賞した期待の若手作家です。
今どんな作品をつくっているのか興味がありました。
岩岡先生の作品は9月に開催された「岩岡図鑑」にも出しておられた作品。
古いものから新しいものまで、変化が激しくて見ごたえありあり。

久留島さんの作品は卒展に出しておられたユーモラスな動物ものと、あとは新作かな？

動物にメッセージを託した、とてもまじめな作品です。
若い人の絵にしては（たぶん）流行を全く気にすることなく、我が道を行ってます。
これからどうなっていくのか。
楽しみにしているよ。

国画会

これを機会に国画会について調べました。
日本画の小野竹喬、土田麦僊、村上華岳、野長瀬挽花、榊原紫峰の5人が1918年に創設した国画創作協会からスタートした団体展。
この5人は昨年「京都画壇の青春」（とてもいい展覧会でした！）でも取り上げられていた豪華メンバーです。

その後梅原龍三郎とか高村光太郎など教科書に出てくるような有名作家が参加し、解散し、「国画会」に生まれ変わって今に至るそうです。
へええ。
などとわかったものの、今回のメインはすっかりSECOND HOUSEになってしまった。
花より団子ですわ。